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コメント
16件

まぁさん、今回もとても面白かったです☺️ 菊ちゃんが病気じゃなくて本当に良かった…途中まで、どうなるのかドキドキでした。 早川さんとのその後も気になりますが、次の作品もまた楽しみにしてます☺️🎶 ありがとうございました💜

まぁさん🤗 ステキな作品を いつもありがとうございます💕 最初はどうなっちゃうの?😅って感じでしたが、またまた引き込まれました(*^^*) この二人の阿吽の呼吸😍もしかしたら?ふふふ(*´艸`)💓という想像をみなさんしてるかと。。。 なので、いつか、、、続編がみたいです( *˙ω˙*)و グッ! いつか、、、宜しくお願いいたします🙏( *´꒳`*)

完結お疲れ様です。心温まる優しい終わり方にほっこり🥹菊ちゃんの想いが形になる日が楽しみです✨
「小さな文庫室に絵本でしょ?寄贈本活動もして……こっちの公園管理は別にお願いしないといけないんだよね」
東京へ帰る【ひかり】の中で、私は早川さんと一緒に図面を見ている。
「遊具は置かないが、ベンチと木を配置する。市が運営しているシルバー人材クラブがあることは調べた。そこへ定期的な清掃が頼めるはず」
「わかった、連絡してみる。役所って平日しか申請とか出来ないから、仕事は難しいな…」
普通に仕事をしながら、週末に本を運ぶ人になれたら、一番いいと思うけど。
「慌てるな」
大きな音を立てないように、丁寧に図面を畳んだ早川さんは、私の手を握った。
「菊がやろうとしていることは、自分の人生を生きる作業。成功者になりないのでもなければ、活動家になるのでもない。特別表彰もされない。でも確実に菊の人生が形になる。そういうこと」
「……残すためでなく、奪われないための場所だけど」
「きっかけはいろいろってこと」
ギュッと強く握られた手は暖かい。
「うん……一ノ瀬の名前も、値段もつけない。ただ、あの場に置いておくだけ」
「俺は完全勝利と言ったが……勝った興奮があるようなものでなく、菊が闘ったあとの静けさを感じるな」
「確かに……心地よい静けさ」
私たちは頭を寄せ合って目を閉じた。
そして私たちの瞼には、いま見ていた図面が広がっていた。
【完結】