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俺もいつでも味方だZE
俺の話、自分語りごめんね。
中学2年の頃、性トラブルに巻き込まれた。そこで俺の人生はめちゃくちゃになった。元々学校はあんまり好きじゃなかったけど余計に行けなくなった。自分のクラスに入ることも怖くて、しんどくて、苦しかった。
加害者と同じ階にいるってことが怖かった。またあんなことされんじゃねぇか、加害者が周りに言いふらしてんじゃねぇか、俺は尻軽でアホって影で言われてんじゃねぇかって。
別室登校になって、遅刻が増えて、その度に通学路の途中にある公園でブランコ漕いで泣いてた。カバンの重さでぎぃぎぃ鳴ってるブランコと、俺がすすり泣く声が公園に響いてた。
悔しかった。つらかった。苦しくて、俺の思考には霧がかかったように感じた。
「なんで俺はこんなに苦しい思いしてんのに、加害者はのうのうと生きてんだよ」って。
ずっと思ってた。夜になるとしんどくて。その時の光景がフラッシュバックすんだよ。寝れねんだ。
1回加害者のこと殴ったんだ。叫び散らかしながら。「お前のせいで俺の人生はめちゃくちゃになったんだ、責任取れよ、お前なんか生まれなければよかったんだ」って。
自分で保健室行ってぶん殴ったこと話したら、仲良い先生が話聞きに来たんだよ。全部話したよ。俺が殴りに行ったことも、叫び散らかしながら罵倒したことも全部。
ぶん殴った方の手はぱんっぱんに腫れててさ。ワイシャツとフリースの袖は涙でびしょびしょ。帽子もしわくちゃになってたし、マスクも鼻水と涙でぐっしゃぐしゃだった。
あの時の俺はどうかしてたんだと思う。こんなことがあったんです、助けてくださいってことも周りに言えていたのに、自分の出来なさに失望したんだ。みんなは当たり前に教室に行くのに、俺は出来ないんだって。
教室に行ってなかった時は技術研究室で勉強させてもらってたんだけど、その時はなにもかも忘れさせてくれた。
「トラウマは消えねーと思うけどさ、俺んとこ来ていつでも勉強していいから、そこの研究室、今日から俺とりくの部屋な」って言ってくれたんだ。先生が。
なんやかんやあって年が明けて、俺は別室登校もできなくなった。教室以前に学校にも行けなくなってしまったのか。どんどん落ちぶれていった。
憂いても俺が不登校であったことは変わらないし、嘆いても過去が変わるわけじゃない。過去の辛かった、苦しかった、しんどかったって思った経験を今にどう活かすか。そう考えるようになった。
3年になって、少しずつ別室に行けるようになった。修学旅行は行かなかったけど、俺は俺なりに充実してたと思う。きっと。
体育祭も2年の頃から任せられてたカメラマンの仕事をまっとうした。先生がカメラかまえてる時の俺はどんな時より楽しそうって言ってくれた。先生に頼まれて1年の円陣の中に入って写真を撮ったりした。
音楽会も2年の頃は舞台袖でただ見ているだけだったけど、3年の音楽会は学年合唱もクラス合唱もみんなと同じように列に入って歌えた。
この話を通して俺が伝えたいことがある。
「もうダメだ」って思った時、何をするかだ。自分でダメだって思ったなら一旦全部諦めてみればいい。学校も、勉強も、人間関係も。何もかも一旦やめてみればいいんじゃない?無理しても余計にしんどくなるだけじゃん?一旦休んでみなよ。ちょっとは変われるかもだぜ?
不登校を経験したから、とか壮絶な過去があるから、とか思うかもしれないけど。最後にこれだけ言わせてください。
俺は何があってもみんなの味方です。家族とか先生とかに話せないことがあったらなんでも聞きます。的確なアドバイスができるかは分からないけど。
以上!ここまで読んでくれてありがとう。