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初めまして!見てると素敵です!
やっぱ向いてないな。ヒーローになんか。
やほやほほ!おなじみ転生者の翠水希だよーっ!
えっ?おなじみじゃないしどこの世界に転生したのかって?
うーんと、死因は推しのフィギュア買った帰りにトラックに引かれて……世界はな、なんと!ヒロアカ〜〜!!!!
は?
ここいっぱい人死ぬじゃぁ〜〜ん
死なないためにはメインキャラ()になるっきゃない!?!?
私の個性は『水操』。
その名のとーり、水を操る個性……だと思った?
実はなんと、色んなことが出来ちゃうのだー!
例えば。人って70%くらい水分なのね?だからそれをパパパ〜!シュシュッてすると傷が治るよっ!
さ、ら、に〜〜!それの応用で相手の個性とか、身体の状態とかわかるんだ!やべーチートだわ
そこそこのヒーロー科に入って、そこそこのヒーローになろうと思って、達成したのに!ま、私が優秀すぎたんですかね……あ待って石を!!!!投げないでよ!!!まあ弾くけどな
いやまあ何があったかって、雄英から教鞭取らないかというね、お誘い(圧)が来たんですね。で、教員免許取ったりなんやかんやしてたら婚期は逃すわオールマイトと関わり持っちゃうわ、大変だわ!!(キレ)
さて、そんな私も今年で30。うーんやべえや。おばさんだな。
同期の消太くん、また1年生持つのか、可哀想にな……あいつ個性だけじゃなくて生徒も消してくるから……考えが無いわけじゃないし、別の高校に斡旋するっていうフォローもしてたけど、親御さんやその高校と話つけに行ったのほぼ副担の私だからな!?!?
さて、みなさん。入学式当日なんだが、聞いてくれ。アイツとうとう入学式まで欠席しやがった!!!!
くそっ、私が入学式の説明しなきゃいけねぇのか、イカレてんなマジで。
A組の前に着いた。中から喋り声聞こえんな、なになに……?お、消太か。
「これから入学式の時にやる予定だったガイダンスをやるから……」
あめっちゃムカついてきた。痛い目見してやる。
「だから私が来たんだな!消太、お前一生許さんわ。」
「お前いつも許してんじゃねえか。」
「そゆこと言うなし」
え……?え……?みたいな空気だね、やめて??
「コホン。えー、君たちの授業いくつか担当するよ、翠水希、ヒーローネームはハイディンアクア。これからよろしくねーてことでガイダンスしまーす。」
「は、ハイディンアクア!?ほんとに!?学生時代数々の偉業を成し遂げたのにヒーロー免許を取得した途端姿を消した…教鞭を取るつもりだったのなら全て辻褄が合う!え、ハイディンアクアに教えて貰えるのか……ブツブツ」
「あー、そこの…えっと、緑谷。」
「アッ、ハイ!」
「ハイディンアクアってのはテキトーにつけた名前だから、結構恥ずいんだわ。翠と呼んでくれ。」
「わ、分かりました!!」
「えーと、授業についてだな。これは一般教科に加えてヒーロー基礎学だったり、ヒーローについての教養だったり、通常なら経営科の授業である授業も行う。理由は分かるな、ヒーローとして自立するんなら事務所を経営しなきゃいけねぇんだが、何も勉強してねえ状態だと控えめに言って無理だ。サイドキックからの独立とかなら別だが、お前らそんな器じゃねえだろ。」
特にそこにいる爆発少年とかな!!!!
「質問です!発言よろしいでしょうか!」
「ン、いいよー、飯田クン。」
「授業の種類は多いのは分かりましたが、授業日数はどうなるのでしょうか!」
「お、目ざといねー。もちろん、授業日数は普通の公立高校の普通科と変わりません。これが何を意味するかって言うと、授業スピードがダンチなんよ。気ぃ抜くと置いてかれるし、定期テストの範囲も広い。復習は怠らず、時間あれば予習もしておくことをおすすめするね。分からんとこは聴きに来てくれていいからねー。」
「毎年毎年、それでついていけなくなり、除籍処分にする生徒が何人かいる。」
「こいつのおかげで副担の仕事が増える。お前らは除籍処分になんかなるなよ。まあ今年私関係ないけど。」
「お前オールマイトの補佐だろ。」
「えっマジ?」
「マジだよ。お前のその学校からの手紙とか見ずにすぐ捨てる癖直した方がいいぞ。」
「訂正だ、1-A諸君、絶対に除籍処分にはなるなよ。ついでに死ぬなよ。分かったな?」
「死ぬ……!?」
「もちろんだ。ヒーローなんてのはな、常に命の危機と隣り合わせなんだよ。あー、例えばだが。」
私も腕やばいもんな……よく切られる()
「私は個性の関係で再生できるが、3回?は切られてるな。見るか?ほら、ここの跡は治せなかったんだ。」
「4回だな。」
「あれ、そうだっけ。」
痛々しいよな〜、分かる。私も思うもん。
「うんまあもう言うことないし、帰っていいよ!質問あったら何時でもこいよー。消太当てにならんし。」
消太、珍しいな。1人も除籍になってなかった。今年は粒ぞろいなんか……