マチ「..ていうか、まだ起きてたんだ。早く寝なよ」
ルカ「..寝ようかな」
クロロ「寝るのか?」
ルカ「..何」
クロロ「いやぁ、別に」
なんかある言い方だな。
ルカ「なんか企んでる?」
クロロ「..いや」
ルカ「..怪しいなぁ」
ルカ「ま、いいや。おやすみ」
クロロ「おやすみ」
翌朝
ルカ「..ぁ」
ルカ「..。」
ルカ「朝かぁ..」
起きるかぁ..
ギシッ..
ルカ「ぇ、っ?!」
ルカ「な、なにこれ..?!」
ルカ「ぅ、動けない..」
クロロ「お困りか?」
ルカ「..お前の仕業か。」
クロロ「なんか察しいいね」
ルカ「うるさい!外せ!」
クロロ「やだよ」
ルカ「なんで!」
クロロ「逃げるじゃん」
ルカ「当たり前じゃん!」
クロロ「..男の所行くんだろ」
ルカ「その言い方やめて!友達だし!」
クロロ「..俺からしたら野郎にしか思えない」
ルカ「..クロロからしたらでしょ」
クロロ「..で、どうやって逃げるんだ?」
クロロ「鎖でぐるぐる巻きだが」
ルカ「お前のせいだろうが!」
ルカ「早く外せ~!」
クロロ「..お前が反省するまで外さない」
ルカ「だから反省って何?!何もしてないんだけど!」
クロロ「俺の知らない所で男作った」
ルカ「友達だから!いい人達だし!」
クロロ「いいか、世の中にただの男友達なんて存在しない。全員お前の事を狙ってる」
クロロ「そのうち襲われるぞ」
ルカ「クロロじゃないのそれ?」
クロロ「俺はいいんだ」
ルカ「良くない!」
クロロ「..とにかく、もう外には出さない」
ルカ「..ふざけんなー」
クロロ「..まったく反省してないな?」
ルカ「してませーん」
クロロ「..お仕置が必要だな。」
ルカ「..、?」
ドサッ
ルカ「ぅ、っ..」
クロロ「(チュッ」
ルカ「..、ぁ」
クロロ「どうだ、少しは身に染みたか?」
ルカ「ぁ、..こ、このやろう、..」
クロロ「?そんなに俺のキスは良かったか?もう一度してやろうか?今度は舌入れてみるか?」
ルカ「ふざけんなって事だよ!調子乗んな!」
クロロ「もしかしてファーストキスか?」
ルカ「はぁ?!んな訳ねーだろ!前だってヒソカとやったッ、..」
クロロ「ヒソカと何したって?それ次第でアイツの首が飛ぶぞ」
ルカ「だから、ヒソカとキスしたッ、」
クロロ「よし、分かった。アイツが無理矢理したんだな。」
ルカ「何を勘違いしてるんだ」
ルカ「クロロなんかよりも!よっぽど先にヒソカの方が私のファーストキス持ってるよ!」
クロロ「そんな訳ない。絶対に俺が先だ。」
ルカ「何競ってんだよ!」
クロロ「..なんでお前は分かってくれないんだ(ぎゅ
ルカ「..何が」
クロロ「..俺はこんなに愛してるっていうのに。」
ルカ「..知らないよ」
クロロ「ヒソカなんかよりもずっと俺の方が好きなのに..」
ルカ「..」
ルカ「..ていうか、早く降りてくれない?」
クロロ「..やだ」
ルカ「なんで今日そんなわがままなの?」
クロロ「たまにはわがままさせろ」
ルカ「..」
はぁ、ますますめんどくさい。
どうやって抜け出せばいいんだ..
今思ったけど、クロロの愛は意外と重い。
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