テラーノベル
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今日は雑誌の撮影。
衣装がいつもと全然違う系統で、少しソワソワしてしまう
そして若井の色気が半端ない。
へそ出しの衣装とか、ね…すごい、…。
カメラの準備に少し時間がかかっているため、休憩が入る。
慣れない衣装だからか少し緊張している若井に こっそり近づき、お腹を突く
「俺鍛えた方が良かった??」
「えーー、俺若井ムッキムキになるのやだよ」
顔があまりにも虚無なため、俺なりの優しさを放つ
「似合ってる、めっちゃかっこいいよ」
手を伸ばし、若井の目にかかっている長い前髪を少しどける。
「ほんと??」
若井は少し腰を屈め、俺の顔を覗き込む
顔が一気に熱くなる。
俺は体の向きを変え、少し若井から離れる
今日の若井はやばい。無敵な気がする。
「ねぇー、なに元貴…笑笑」
「お前もういいから早く撮影戻れ、!!」
頬が熱い。
「まだ呼ばれてないよ…笑」
少し笑いながら若井が言う
「若井さーん、準備お願いします」
「ほら、頑張って、…。」
顔が真っ赤過ぎてるかもしれないが、なんとか振り向く。目は見れないけど…!!
「…、精一杯頑張ります。」
「やかましいわ…、。」
俺は赤くなる耳を抑えて言った。
コメント
3件
可愛いんだが! 短編がたまらなく上手すぎる! 師匠!