お久しぶりです。
あれ、そんなでもないかな?
久しぶりにアプリ開いたらノベルが書けるということなので挑戦していきます!
初めてなので大目に見ていただけると幸いです
桃side
なぜか急に寂しくなった。
さ「なーくん…」
つい口に出して呼んでしまう。
大好きな彼の名前
付き合い始めたのはほんのこの前。
ずっと前から好きだったと伝えたら、
な「…俺も」
少し頬を赤らめて君はそう言った。
まだメンバーには言えていない。
今は大事な時期だから。
そんなことは建前で、
本当は怖いから。
なんて思われるか、わからない。
そんな不安から、今夜は少し寂しさを感じた。
彼は社長。
まだ、仕事で忙しいよね。
そう頭では分かっていても
俺の手は止まらなかった。
「……もしもし?」
いつもの優しい声が聞こえてきて、
気づいたら俺は、彼に電話をしていた。
その名前で俺の名前を呼んでほしい。
「どうかしたの?」
俺はずっと無言だった。
今口を開けば、会いたい
なんて、自分勝手な言葉が出てきそうで
君を困らせるわけにはいかない。
だって今は大事な時期。
大事な時期だけど…。
「………会いたいなぁ。」
つい口から出た言葉。
慌てて誤魔化そうとしたけど、
やっぱりやめた。
君の気持ちも聞きたかったから。
そんなことを考えていたら
少し時間が経って
「…ふふ、寂しいの?」
図星をつかれてドキッとする
いつもはあまり甘えないけど、
今日はなんだか甘えたい。
「……うん」
それから家のチャイムが鳴ったのは
すぐのことだった。
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