阿部_やだやだやだ、っ……うざい
うざいうざい、っ…うざいんだよッ”“っ‼︎
目黒_亮平、…大丈夫だから、っ……
どんどん増す俺の嫉妬心
阿部_俺と蓮にそんなの要らない、ッ”‼︎
部屋の壁に増えていくメンバーの写真
目黒_ねぇ、俺は亮平だけ見てるよ。
阿部_じゃあなんで写真なんか飾るの?
要らない、要らないよ、!
目黒_…、
阿部_う”、っ…(目眩
目黒_…亮平?
阿部_う”、っぐ(嘔吐
目黒_…亮平、、、‼︎
また吐いてしまった
俺は怒りが頂点に達すると感情線が切れて
嘔吐してしまう
阿部_あ”、っぁ”、泣ッ蓮、っ”…、なんで、
視界が真っ白になる
『亮平、!亮平‼︎』
そう呼び掛ける声が遠ざかっていく
目side
どうしてだろうか。
俺の彼女は少し嫉妬深い。
まぁ、それは受け止めてるんだけど、
たまに俺と他人の話になると嘔吐してしまう
俺はすごく心配だ
阿部_…蓮、?
目黒_……おき、た…?
阿部_…ん、っ…
倒れる前に泣きながら嘔吐したので
体が明らかにあり得ないほど細くなっている
目黒_大丈夫、?
阿部_あっ、ぅ…
ふらふらとこちらに倒れ込む彼女
目黒_………亮平、、
阿部_蓮、…
目黒_…どうしたの?
阿部_身体が、っ…疲れた、、っ…
そういわれなくてもわかる。
二の腕は痩せた部分が陰になっていて
脚は小刻みに震えている
目黒_…………今日は座ってな。
阿部_あ”、っあぁ…っ、(小丸
目黒_亮平?……亮平‼︎
阿部_やだやだ、っ…泣ッ
目黒_大丈夫大丈夫、…、何も考えないで、
阿部_はぁ、っはぁ、っ………、ふぅ、っ
目黒_亮平は、何も悩まなくて、、
良いから、、。
阿部_気持ち悪ぃ、っ”ッ
目黒_…、(背中撫
阿部_お”、っぇ
目黒_んっ………これ、全部出しな、
袋を差し出す
阿部_ごめん、っ…
目黒_………
なんだろう。
この気持ち。
俺はこの瞬間、
心底から
愛おしい
と、思った。
どうしてだろう。
でも、前もよろついているのを見て
可愛いと思うことはあった
そんな自分も、怖かった。
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