「私はなんで、、生きてるんだろう」START
なんであんたが生きてんだよっ、、、
あの子がかばわなければっ、、、、
お前なんか、いらないんだっ、、、
なんで、、、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
羽根川 亜乃香(はねかわ あのか) 主人公。
私はずっと、嫌われていた。
そして、私と関わった人とは不幸になる。
お母さんも、、お姉ちゃんも。
私は施設ぐらしで、親がいない。
元々親がお母さんしかいなくて、お姉ちゃんとお母さんで生きてきた。
でも、10年前、お母さんは病気で亡くなってしまった。
そして、お姉ちゃんと泣きながら施設に入ると、
私はいじめられ、お姉ちゃんがかばってくれた。
でも、私のいじめは無くならなかった。
私は優しいお姉ちゃんが大好きだった。
そんなある日、私の頭の約2メートルくらい上に、大型トラックが、、、
スローモーションになって落ちてくる、、
ガシャン!!と大きな音がした後、ぽたぽたと血を流しているのは、私じゃなく、
頭から思いっきり血を流しているお姉ちゃんだった。
周りに人が集まってきて、私の目からは涙が止まらなかった。
私は立ってもいられなくなり、すぐにスマホを出して、救急車を呼ぼうとした。
が、その日は雪が積もり電波が繋がりにくいとのことだ。
\4時間後
病院の人はこう言った。
「すみませんでした!!私達の実力が足りなかったせいです!!本当にすみませんでした!!」
「ッ_____」
また私は大切な人を失ってしまった。
お姉ちゃんは私をかばって、命を落としてしまったんだ。
あの時、私が事故に遭えばお姉ちゃんは助かったのに。
なんてことを、してしまったんだ。
「まだお姉さんは生きています」
「こちらです。どうぞ」
ガラガラっとドアを開けると、そこにはお姉ちゃんがいた。
苦しそうに。
辛そうに。
私は言葉が見つからなかった。
「私は、、、もう、いなくなってしまうけど、、亜乃香は、、私の分まで生きて、、、、ね、、、、」
「うう、、うぅぅ、、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」
「泣かないで、、、」
「ありがとう、、亜乃香、、、」
ピーという音が鳴り、お姉ちゃんは息を止めた。
新しいやつを作りました!!
好評だったら続けます!!
コメント
1件