「まずここが購買。めっちゃ人気だから昼休みになってすぐ来ないとすぐ売り切れちゃうの」
「全部美味しそう、
九条さんはどれが好き?」
「私?私はねーカレーパンとメロンパンが好き」
「じゃ、どっちも買ってくるね」
「、、ん?」
え、えー?
「買ってきたよ」
「え!メロンパンあったの!?
3日に1回買えるか分からないぐらいなのに!!」
「うん、まだ5個くらいあったよ
カレーパンとメロンパン、あげるよ」
「え!?いいよいいよ申し訳ない」
「大丈夫、自分の分も買ったし
学校案内のお礼として。ね?貰ってよ」
これがモテ男か、、
「そう?ありがとう!!」
「ここがーーーでーーー」
「ーーーはどこ?」
「ーーーーのーーーーの右」
「ーーーー」
「九条さん。助かった、ありがとう」
「ううん全然大丈夫!こちらこそパンありがとう」
「あのさ、あと昼休み20分ぐらいだよね?」
「うん」
「お昼一緒に食べてくれない?」
え、えー?(2回目)
、、悩むけどパン貰ったしなあ
「、、友達と3人でいいなら」
「やった(笑)」
うわ、顔つよ
「いやなんで転校生もいんのよここな」
「ごめんてなぎさ」
「僕が九条さんにお願いしたんです」
転校生イケメンだけど年上彼氏持ちのなぎさなら緊張しないでしょと思ってOKしたけど、、
「あんたパンかなんかでここなのこと釣ったんじゃないでしょうね」
「ははは(笑)」
そっち(仲悪い)かあ、、
そのあとは自己紹介的な感じで好きな食べ物とか誕生日とか教え合ったなんだかんだ楽しい昼休みだった
次の日の昼休みも3人で食べることになった
「そういえばさあ私彼氏と別れたんだよね」
「え?」
「(これ僕聞いてていいのか?)」
「なんか浮気しててさあ、私が浮気相手なのかもわかんないけど」
「、、ふーん」
「あ、噂をすればいるわ」
「え、嘘でしょ?」
周囲を見渡したらなぎさの元彼と目が合ってしまった
やばいこっち来てる
「あれー?なぎさじゃん」
「なに?」
「いや、今よくよく考えたらお前が浮気相手だったのにすげえ彼女面だったなあってwwなあ理奈」
「ねえやめなよ可哀想じゃんww」
「自分の教室帰ってください
他クラスには入っていけないんじゃないでしたか?」
「お前転校生?」
「え、めっちゃかっこいいんだけど!?」
「おい理奈浮気か?」
「あんたもしたじゃんww」
「ああそうだったなww」
なぎさの目が潤んでるのを見て私は口よりも先に手がでた
教室に私のビンタの音が響いた
「ってぇ、、」
「帰れよデブス、そんなんで膝つくとか弱すぎ
見た目は大根中身はもやしじゃん(笑)」
「か、帰るぞ理奈」
「、、こっわ」
「ありがとうここな(笑)」
「あんなやつよりなぎさの方が1億倍良い奴だから落ち込まなくていい」
「ありがと」
「ははは(笑)」
「え清水くん?」
なぜか転校生に爆笑されている
「相変わらず強いなあ」
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