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第39話、読み終わったよ〜!!🌸✨ いやもう、馬場さんとの改札越しの「あの頃の続き」セリフに胸がギュッてなったし、股間に血が集まる描写に思わず「おいおい〜!」って声出た(笑) でもそこからの「自分で目標を決めた」って成長がすごく好き。あきちゃんとの勉強合流もエモいし、春に向かうラストがすごく温かい気持ちになったよ!次が気になる〜!😭💕
「じゃあ…戻ってきたら教えてよ?」
「一番に教えるから」
切符を買って改札に向かう。この時間は無人になるローカル線。ここもなかなか田舎だよな。
電車が近付くというアナウンスが聞こえる。
あぁもうお別れか…
「じゃあ行くね…」
「うん。またね」寂しい。とても。
改札を過ぎ、また振り返る。
ん?手招き?
改札を挟んで向かい合う。電車がホームに入ってくる。
馬場さんは少し前屈みになり口元に手を寄せると
「今度会う時はあの頃の続き、しようね?」
はっ!驚いて馬場さんを見つめる。
馬場さんさんはいたずらっぽく笑い、バイバイ!と言ってホームに走って行った。
あの頃の…続き。忘れようとしても忘れられない。あの頃、知らないからわからなかった、あの続きのこと…だよね。一気に股間に血が集まる!
車両の中、こちら側の窓に馬場さんが見える。
小さく手を振る馬場さんに向かって、僕は大きく手を振り返す。
バイバイ!…違う、またね!走り出す電車。
馬場さんが見えなくなるまで僕は大きく手を振り続けた。ぎんぎんに勃起しながら。
赤沢大学か。この辺りではよく知られているネームバリュー、偏差値は高過ぎず、僕でも狙えないことはない。
もちろん楽に、とはいかないけど…
少し、頑張ってみようかな。
今まで進路なんて、通える範囲の入れる大学でも探せばいいと思っていたけど、初めて自分で目標を決めた、かも。
日曜日、朝
教科書を開いてみる。うっ…楽しくない本だな…
僕は定期試験ではいつも平均点くらいだった。
でも赤沢大学を目指すならもう少し…いやもっと頑張らないと。
この日から僕は慣れない勉強を始めた。
まずは自分が理解していることと理解できていないことを分けていく。
大丈夫。まだ夏休みだってある。
今から赤沢大学を目指して勉強を頑張る。
これは誰かに決められたことじゃない。
自分で決めた自分の目標。絶対にやりきる。
月曜日、僕は二本のビデオを持って登校した。
いつもの友達にあげるためだ。
貸してた一本と合わせて三本のビデオ。
三人の友達に一本ずつあげる、というとみんなは理由なんて気にせず、どれがいいか選び始めた。
結局話し合いじゃ決まらないのでじゃんけんになったが、最後までハズレとされたのはモザイク無しのやつだった。
これでもう僕の部屋にビデオを観にくるクラスメートはいない。
そのことを話すと、あきちゃんは意外にももったいながった。
観ながらするの、よかったのかな(笑)
もちろん理由を聞かれたが、僕が、赤沢大学を目指すために勉強をしようと思って、というとあたしと同じ大学を目指すなんて!と感動された。
よかった…あきちゃんとはどの大学を目指すかなんて話、したことなかったけど、あきちゃんも赤沢大学を目指していたんだ…よかった。
もし三人とも受かったらどうなるかわからないけど、それは受かってから考えよう。
それからはあきちゃんと勉強をする日が続き、僕はわからなかったところが面白いようにどんどんと無くなっていった。
夏が過ぎ、秋が過ぎ、時々エッチもしながら、僕たちは仲良く受験生というものをしていった。
そして冬になると周りもみんな表立って受験に向けて忙しくする。
少し早く始めたことと、あきちゃんというよい先生が身近にいたことで、僕は落ち着いて受験に臨むことができる。
さぁいよいよ試験だ。あきちゃんと並んで校門をくぐる。
「いよいよね。結構落ち着いてるんだ?」
「そうでもないよ。でもあきちゃんのお陰で自信はあるかな?」
きっとあの子も来てるはず。
全力を出そう。楽しく春を迎えるために!