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俺はお前が苦手だよ。___花垣武道くん

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俺はお前が苦手だよ。___花垣武道くん

第2話 - 壱

2

2025年03月29日

#東リべ

#オリキャラ

#武道愛され

#暗め？

雲隠☭ ✂︎ ➽誤字3人組

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やほやほ

東リべ参加書かずに何やってんだ！って思った？

うん，俺も（＾ω＾）

まぁ取り敢えず本編どーぞ

________________________________________________________________________________________

2005年7月6日　喧嘩賭博　ファイター“タクヤ”

No side

「ハーイ　お集まりのみなさーん

本日の対戦カードはメールで送ったとーり‼︎」

パンチパーマの男が声を張り上げる。

それに合わせるかのように，観客も歓声を上げる。

「桜中の小島‼︎」

名を呼ばれた男__小島が「うぇーい」と言いながら出てくる。

「“うぇーい”じゃねーよボケ」

「チョーシこいてんじゃねーぞハゲ」

「負けたらパンイチで踊れよ」

何だこのクソみたいな野次。

あ，野次の時点でクソか。()←

「そして溝中の山本だぁ‼︎」

「死んでこいロンゲ‼︎」

「ビビってんじゃねーぞコラ」

「オッズは4対6で小島やや有利！」

賭博と言うだけある。

実際彼らにとっては“それだけ”なのだろう。

まぁ，本気で賭けてるヤツもいるが。

「気合い入れろや山本ぉお」

「テメーに500円賭けてんだぞコラ　負けたら破産じゃボケ」

あれ，最初の不良良い奴？()←

500円で破産はヤバいてw

小島「おーし来い‼︎!三枚におろしてやんよ‼︎」

両者が向かい合う。

先程の歓声は無く，今はただ始まるのを静かに待っている。

キヨマサ「始めろ」

その一言で，また歓声が上がる。

そんな中，別の声を発する者がいた。

武道「ちょっと待った‼︎!」

タクヤ「タ…タケミチ!」

傷だらけの男__武道が名乗りを上げる。

武道 side

ふー…

武道「いやー毎回毎回似たよーな試合じゃつまんなくないっスか？

もっとおもしれーモン見たいっしょ？」

キヨマサ「……もっとおもしれーモン？」

立ち向かわないと　逃げちゃダメだ

武道「例えばさ」

過去でも　現代でも

武道「王vs奴隷」

「あ？」

「どーゆーイミだ？」

タクヤ「タケミチ…まさか…」

武道の発言に周囲がざわつく。

武道「キヨマサ先輩。タイマン買ってくれよ」

オレが変わらないと何も変えれない

キヨマサ「あ？」

もう逃げねぇ

“東京卍會”のトップに会わなきゃいけない。

奴隷のままじゃずっと会えない。

キヨマサ「後悔すんなよ？」

ﾄﾞｸﾞﾝ

武道「あがっ」

勝てない。

一発でわかるほどの力の差。

ブルドーザーvs軽自動車

「どーしたぁ花垣ィ」

「威勢がいいのは始めだけか⁈」

「また一発で終わるんじゃねーだろーなぁ」

ｺﾞｯｺﾞｯｺﾞｷﾄﾞｽﾝｺﾞｯｺﾞｯｶﾞｯｺﾞﾝ

ズドン

タクヤ「タケミチ‼︎」

アッくん「もういいよ‼︎タケミチ‼︎」

武道「まだまだ…」

その後も攻撃が続く。

何度も何度も…周りは処刑だとか何だとかほざいている。

タクヤ「もういいってタケミチ‼︎!」

アッくん「マジで死んじまうぞ‼︎」

武道「ま…だぁ　まだだよ…

まだまだ…こんなんじゃ…オレの…12年　へたれた…心は…直らねぇんだ…よ」

会場は困惑に包まれる。

マコト「何言ってんだオマエ」

武道「逃げて逃げて逃げて逃げて…」

アッくん「もう引けよ!タケミチ十分気合い見せたよ‼︎」

武道「引けねぇんだよ‼︎‼︎引けねぇ理由があるんだよ‼︎!」

武道「東京卍會キヨマサ…勝つには俺を殺すしかねーぞ

絶っっ対ぇ負けねぇ」

オレがヒナを救うんだ。

？？ side

……ソウチョーから無理矢理連れてこられたが…

良いシューカクがありそうだな。

「ま…俺にはカンケーねーけどな…」

アイツ……ああいうタイプは苦手だ。

でも……面白そうだ。