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!アテンション!
攻🐉×受🔝の捏造まみれのジヨタプ小説。
ご本人様たちとは全くの無関係。
ご都合主義の矛盾まみれ解釈違いもろもろですがたくさんの愛はある。
割とポップな🐉🔝話。
センシティブにしてますがぬるセンシティブです。
覚悟の上読んでくださる方はそのままお進みください…!
side.トップ
「ん、ちょ…じよっ、」
唇から逃れようと顔を背けても、両頬を掴まれてまた塞がれてしまう。中途半端に名前を呼んだせいであいた口から舌がぬるりと入り込んできて思わず肩が跳ねた。
「ん、ふ…ぅ、」
執拗に舌を追われあっという間に捕まったと思えば今度は上顎を舐められ、押し返そうと肩においていた手がまるで縋り付くようにキュッと洋服を握る。散々口内を荒らされたあとゆっくりと口を離せば、どちらとも分からない唾液が口の端から垂れた。
「はぁ…はっ、」
「タプヒョン、」
「ちょっ、まてまてまて!ジヨン!」
酸欠でボーッとしてる間に服を脱がしにかかる手を必死に止めた。
「もーなに?」
「なに?じゃねーよ!お前今何時だと思ってんだよ!」
「えー」
「いつ誰が帰ってくるかわかんないんだぞ!?」
日本でデビューしてから2度目の来日になる。今回は1ヶ月滞在するわけだが、その期間は5人でシェアハウスというかたちで一緒に暮らしていた。
俺とジヨンは所謂恋人同士。みんなには内緒で付き合っている。多忙を極める中、現在俺たち以外の3人は外出中。つまり2人きり。もちろん喜ばしいことなのだが、まだカーテンから覗く空は明るい上いつ誰が帰ってくるかも分からないこの状況で、突然ジヨンがキスをしてきた。さっきまで黙ってテレビ見てたよな?どこでスイッチ入った。
「えーーーーだってさもう何日タプヒョンとえっちしてないと思ってんの!?」
「そ、れは、しょうがないだろっ」
「もちろんメンバーと過ごすのもすっごい楽しいよ?でもさ、好きな人と2人きりなのに手出すなって方が無理じゃない!?」
「っ、」
好きな人、という単語だけで頬に熱が集まってしまうなんて俺もだいぶ末期だ。
「したいしたいしたいしたいしたい!」
「うるさい!」
駄々をこね出したジヨンに負けじと大声で返せば、彼はぷくっと頬を膨らませてこちらを睨みつけてくる。ちくしょう可愛い。
「……ねぇ、」
ジヨンは一度目を伏せると、ゆっくりと瞬きをしてまたこちらを見た。骨ばった少し冷たい手で俺の頬を優しく撫で、上目遣い気味に見つめてくる。
「タプヒョンはさ、したくないの?俺と…」
「し、したくない、とは…言ってねーだろ」
そりゃ俺だって恋人に触れられれば嬉しいし、正直最近全然ジヨンとしてないから溜まってた。今だって身体の奥が疼いてるのが自分でもわかる。
「す……好きな、やつと、したくないわけ…ない」
あれ?なんか勢いでとんでもないこと言わされたな??
ジヨンの目が嬉しそうににゅっと細まり、口角が上がっていった。
「じゃあしよ?もう我慢できない」
「ぁ、」
ぐ、と足に押し付けられたジヨンのそれは服の上からでも分かるほど勃っていて思わず後ろがキュッと締まった。
「ね、タプヒョン」
「ちょ、っと、まて…!」
「待てない」
「ここソファ…っ!」
「だから待てないって」
「あ、だめ、」
抵抗する手を抑えつけられ、ジヨンが首筋にキスを落とす。ちろちろと舐められればどうしたって力が抜けてしまった。その隙にズボンを下着ごと下げられる。
「や、まって…っ!」
「とか言いながらタプヒョンのここだって勃ってるじゃーん」
「そ、れは…っ」
彼はニヤニヤとしながらそれを掴むと、ゆっくりと扱き始めた。弱いのを知ってて先端を執拗に責めるからたちが悪い。
「やだ、あ…っじよん、!」
「ごめんタプヒョン、本当はゆっくりしたいんだけど、時間がないから…」
時間がないってわかってんなら止めろよ!
足を更に広げさせると、現れた秘部をぐにぐにと押した。
「ちょっとま…ん!」
つぷ、とした音ともに指が入ってくる感覚に思わず腰が跳ねる。まだキツくて狭いだろうが、一緒に自身を扱かれれば自然と指を受け入れてしまう中が恥ずかしくてたまらない。
「や、だめ、あ、んん!」
当たり前だがいつもより早急な動きに背筋が甘く痺れた。ピンポイントに前立腺を突かれれば嫌でも快楽を拾っていく。
「ひ、ぁん…っあ、だめ、だめだめ…っ」
「もうイきそう?」
いつの間にか2本に増やされた指がぐちゅぐちゅと音をならした。イきそうかイきそうじゃないかと聞かれればもちろんイきそうだ。コクコクと必死に頷くと、思いきり指を抜かれた。
「あっ」
「ごめん、ちょっと痛いかもだけど…もういれるね」
同じくらい息の上がった彼が焦ったように履いていたズボンとパンツを脱ぐ。まだキツいが正直俺もここまできたら早く入れて欲しい。呼び起こされた快楽でお腹の奥は疼き始め、なにより久しぶりのジヨンとのセックスに興奮しないわけがない。
「ん、も…いいから、はやく…っ」
ギュッとその腕にしがみつけば、彼が俺の額にキスを落とした。ぴったりと押し当てられたそれは酷く熱くて、ジヨンの熱なのか俺の熱なのか分からなかった。
ぐっと入ってくる感覚にたまらず顎が上がる。まだ慣らしきっていないから少し痛みがあるのに、それを上回る快楽と期待に思わずつま先に力が入った。
「う、ん…っ」
「ぁ、あ、ああ゛!」
「ただいまーー」
「「#/@%$☆ッッ!!!??」」
ガチャと玄関のドアが開く音と同時に聞こえた声に、2人同時に声にならない悲鳴を上げた。反射的に目の前の彼を突き飛ばして、急いで乱れた服を整える。
「戻りましたー。いやあ、外寒いですわ……って、え?」
呑気な声で話しながらリビングに入ってきたスンリが足を止めた。頭の回転の早い彼でも何が起きてるのか思考が追いついてないのだろう。それもそうだ、ソファに体育座りのように膝を抱えて丸まる俺と、急いでズボンだけは履いたジヨンが床に倒れてるのだから。
「………ヒョンたち、何してるんですか?」
プッと吹き出しながらスンリが言う。何してたかなんて、そんなこと。
「「………ナ、ナンデモナイ」」
久しぶりにセックスしようとしてました、なんて。そんなこと、言えるわけがない。
(ぐぅ〜……くっそぉ…っ)
ヨンベが作ってくれたご飯をみんなで食べながらも、俺は心の中でぶつけようのない怒りを持て余していた。
結局あのあとテソンもヨンベもすぐに帰ってきて、みんなで話しながらテレビを見た。街で見かけたレストランや散歩中のペットの話。慣れない国で見つけたものを楽しそうに話す3人の声に、どこか上の空で返事をしてしまう。
今だってそうだ、夜になりお腹が空いたと騒ぐスンリに合わせて作ってくれたヨンベのご飯をゆっくり味わいたいのに、そわそわ落ち着かなくて全然味が分からない。
なぜ、か。
それは、ジヨンの手によって無理やり呼び起こされた中途半端な快楽のせいである。
久しくしていなかったこともあり、彼の指だけでも十分にイきそうだったそれが、発散されることもないまま今に至る。おかげで後ろはじくじくと疼くし、腰が酷く重い。ちょっとでも気を抜けば勃ってしまいそうだった。あんなところで流されてしまった俺も悪いのだが。
(ぅう……これは1回抜かなきゃだめだ)
と、なれば風呂場しかない。夕飯後、みんなに断りを入れてすぐにシャワーを浴びることにした。頭と身体を洗ってから、自身に手を伸ばす。持て余した熱のせいで、少し触っただけで完全に勃ち上がった。
「ん、ぅ…っ」
風呂場は音が響く。から、自分の声が余計に大きく聞こえた。さすがに大声を出さなければ外にまで聞こえないが、左手の甲を口に押し当て必死に押し殺す。
「ぁ…う、んっ」
腰に甘い痺れが走った。溢れ出した先走りで手が濡れる。
「ん…ぁ、や…なん、で…っいけな…!」
ぴくぴくと太ももが痙攣してるのに、背筋が震えるほど気持ちいいのに。イけそうでイけない。あれほど待ち望んだ快感は、じんわりとぬるま湯のようなものしか生まれず。そのもどかしさにだんだんと焦っていく。
「ぁ…っ、くそっ」
俺は一度手を離すと膝をついて少し前かがみになった。床に左手をつき腰を浮かせると、舐めた指を後ろに持っていく。秘部にそっと触れれば、そこが期待するようにひくひくと動いているのがわかって顔が熱くなった。
「ぁ、あ…っ!」
ゆっくりと入れていく。左腕がぷるぷると震え、気をつけていないと床に上半身が落ちそうになってしまうのを必死に耐えた。おかげで自分の口が抑えられない。唇を噛んで懸命に声を押し殺す。
「ぅ…んん、ぁ…〜〜っ」
ぐちゅぐちゅとした音がさらに興奮を煽る。男と付き合うのはジヨンが初めてだから、後ろを使うようになったのは彼とセックスするようになってから。だから、今まで自分で解かしたことなんてない。きっとジヨンの方が俺よりも俺の身体に詳しいことだろう。どこを触れば、どこを責めれば気持ちいいのかを知っている。探るように指を動かした。
「あ…ん、じ、よん…っ、」
目を閉じて彼の指だと想像、する。と、快感がより増した気がした。我ながら単純というか、かなり恥ずかしいが、仕方ない。もともと普段からあまり長風呂でもない上今日はシャワーのみだからあまり長く籠っていても怪しまれてしまう。
「ひ、ぅ…じよん、じよん…っ!」
「……なーに?タプヒョン」
「っっ!??」
ガラッ、と扉が開いたと同時に聞こえた声に、驚きすぎて声も出なかった。金縛りにあったかのごとく身体が固まる。ギギギと油の切れたロボットのように、ゆっくりと顔をそちらに向けた。
「ぇ…ぁ…、?」
「随分可愛いことしてんじゃーん」
「な、なん、で…、」
ジヨンの目が嬉しそうににゅっと細まる。彼はしゃがみ込むと、徐に俺の手を掴んで中から引き抜いた。
「ひ…っ!まっ、ぁあ…〜〜っ!!」
と、思ったら今度は彼がいきなり2本の指を突っ込む。慌てて口を塞いだ。
「タオル忘れてたから、脱衣所に置きに来たんだけど…中から俺を呼ぶ声が聞こえたからさ」
「ん、ぅう…っ」
「俺じゃなかったらどーするの?聞かれちゃってたよ?タプヒョンの可愛い声」
ジヨンがこめかみにキスを落としながら指を動かす。前立腺を激しく突かれ身体が跳ねた。
「や、まっ…まって…ぇ!」
「待たない。時間ないし、ね?」
だから時間がないってわかってんなら止めろよ!
「はーーもう無理。俺もずっとお預けだったし。入れるね?」
「あっ…!」
指を抜かれ、彼はズボンと下着を脱ぐと一度ドアを開けて脱衣所に放り投げた。腕を掴まれ引っ張られる。力の入らない足を震わせながら懸命に立ち上がった。
「ほら、ここ手ついて」
言われるがまま。頭の奥がくらくらする。お預けを食らってたとジヨンは言ったが、俺だってそうだった。
「痛かったら言ってね」
言ったら止めてくれんのかよ。てかここまできて止められても俺が困るけど。
コクッと頷いたと同時に、ググッと押し入ってくる熱を感じた。
side.ジヨン
「あれ、タプヒョンバスタオル忘れてる」
テソンの手にはトップの青いバスタオルが握られていた。
「タプヒョンが1番にシャワー浴びることそうそうないですから、いつも用意されてるのに慣れてるんでしょうね〜」
シェアハウスが始まって、特にルールとして決まっているわけではないが、基本的に1番にシャワーを浴びる人が全員分のバスタオルを脱衣所に用意する。だから今日は1番のトップが入る際に用意するはずだったのだが…。
「なんかご飯食べたらすぐにシャワー浴びるって言って行きましたもんね」
「珍しいよな。なんかあったかな?見たいテレビとか…」
たしかに、彼は今日夕飯を食べたあと急いで風呂場に向かった。なんだか落ち着かない雰囲気を纏いながら。
(もしかして、)
もしかして、いや、絶対そうだよね?
中途半端に塞き止められた欲を早く発散させたかったのかもしれない。そう言われてみればあのときスンリが帰ってきて中断してから、そわそわと落ち着きがなかったように見える。タオルを用意するのを忘れるほど急いでいた。気持ちは分からなくもない。だって俺もずっとうずうずしてるもん。
「ま、とりあえずタプヒョンのだけ置いてきますね。みんなのはヒョンが出てきてからで…」
「あ、まって」
脱衣所に向かおうとするテソンを引き止め右手を差し出す。
「ちょうど脱衣所の方に取りに行きたいものがあるし、ついでに俺が置いてくるよ」
「え?あ、じゃあ…………お願いします」
「…………テソンヒョン、タプヒョンが出るまでテレビでも見てましょー」
スンリにそう言われながらテレビのあるリビングに向かう背中を見送ったあと、俺はそそくさと脱衣所に向かった。
タオルを置きながら、そっと風呂場の扉に耳を近づける。中から微かな彼の声が聞こえて思わず口角が上がった。必死に押し殺しているのだろう、くぐもった喘ぎ声がする。一緒に聞こえる音から、彼が1人で致していることは容易に想像できた。
「なん、で…っいけな…」
「………ふふっ」
たまらず笑ってしまう。俺と付き合い始めて何度も身体を重ねてきた。何度も俺に抱かれてる彼は、もう後ろの刺激がないと上手くイくことのできない身体になったらしい。そのことに酷く興奮する。腰が重くなって、気付けば俺の自身も痛いくらいに勃ってズボンを押し上げていた。今頃彼は自分で後ろを刺激してることだろう。
(わーー…なにそれすっごい興奮する…)
想像しただけでイきそう。というか、あまりにも無防備すぎない?もし俺じゃなかったらどうするの。君のその可愛い声、聞かれちゃうよ?そんなの許さないんだけど。はーーー、可愛い。
「あ…ん、じ、よん…っ、」
「………ぇ、?」
外で盗み聞きしてることに気付かれたのかと思った。が、どうやらそうではないらしい。反射的にえっ、と声を上げてしまったあとも、彼はずっとうわ言のように俺の名前を呼んでいる。
(まさか、)
俺の指だって想像してる?
脳の奥でブチッとなにかが切れた音がした気がした。だってさ、そんなのさ、可愛すぎてたまらない。むりむり、我慢する方が無理だって。君がいけないんだよ?
「……なーに?タプヒョン」
ガラッ、と扉を開けながら答える。驚きに固まった彼が、もともと大きな目をさらに見開いてこちらを見上げていた。快楽により涙で濡れた瞳とほんのり色づく肌、しなやかな身体に、自分の後ろを弄るその姿。まさに絶景ってやつ?
「随分可愛いことしてんじゃーん」
君ってほんと、俺を煽るのが上手い。
肌のぶつかる音が響く。風呂場だから余計に大きく聞こえてそれがより俺たちを煽った。トップは壁についた手の甲に必死に口を押し当て声が出ないようにしている。が、それも限界に近いのだろう。漏れ出す声は徐々に大きくなっていった。
「ぅ、ぐ…っん!ん」
「はぁ…っ、ぁ」
「〜〜〜っや、やだ、まっ…まって、じよ…っんん!」
顔をこちらに向け必死に懇願する。潤んだ瞳で、期待に濡れた瞳で、待ってと言われて止まれると思う?
「は…っ、待てない、無理だよ、」
「こ、ぇ…こえ、おさえられな…っあ!」
本当は君の可愛い声をたくさん聞きたいけど、たしかに他の3人にバレたらいろいろまずい。というか、聞かせたくない。
俺は1回彼の中から抜くと、懸命に呼吸を整える彼の肩を掴んで引いた。力の入らない身体は容易にこちらを向く。
「確かに、タプヒョンの声聞かれたら困っちゃうね?」
「ん、」
俺は一度微笑んでから、その柔らかい唇に噛み付くようにキスをした。ついでにコックを最大限に捻ってシャワーを出す。頭上から降り注ぐお湯を浴びながら、俺は彼の膝裏に手を入れ抱え上げるように片足を持った。引っ張られるように開いたそこに思いきり突っ込む。
「んんぅ!!」
そういえば上の服は脱ぐの忘れてた。シャワーですでにびちょ濡れだ。まあそのまま俺も浴びればいいか。
「ぅ、ぐ…ん、ん゛っ」
突き上げるように腰を動かす。快楽によって力の入らないトップが、ずり落ちないように必死に俺の首に腕を回した。降り注ぎ続けるシャワーを浴びながら口も塞がれ呼吸もしにくい。苦しいのに、気持ちいい。きっと君もだよね?だってさっきからずっときゅうきゅう締め付けてきてる。時間をかければ心配した誰かが様子を見に来るかもしれない。そんな緊張感にも興奮した。
「んん…、ふ…ぁ、じよ、」
口を離せば彼が懸命に名前を呼ぶ。ぴくぴくと震える腰を見る限り限界が近いのだろう。
「ん?」
「も、ぁ…いく、いく…っう」
「はぁ、は…俺も、」
もう一度その唇を塞いだ。舌を擦り合わせて上顎を舐める。目をうっすらと開ければ、揺れる長いまつ毛とギュッと力の入った瞼が見えた。
「ん、ふぁ…んん、ぁ〜〜〜っ」
逃げ場のない快感が身体中を駆け巡る。力の入った指先、爪が背中に食い込んで痛いのに、それさえ愛おしい。ギリギリまで自身を抜いた後、一番奥を抉るように突いた。
「ぐ、ぅんんん゛〜〜ぁ゛…っ!!」
ガクンッと跳ねた腰と同時に締まる中に、俺も堪らず吐き出した。
side.テソン
「…………テソンヒョン、タプヒョンが出るまでテレビでも見てましょー」
そう言ったスンリの声の方向に歩みを進める。一度だけ振り返って、脱衣所に消えていくジヨンの背中を見ながら、僕は小さくため息をついた。
テレビの前に置かれたL字のソファ、スンリの隣にゆっくりと腰掛ける。流れるバラエティ番組をボーッと眺めた。面白いし日本語の練習にもなるとのことで、ここでのシェアハウス生活が始まってからなるべくテレビはつけるようにしている。が、正直今は全然頭に入ってこない。
(……ヒョンたち、絶対ヤッてるよなあ…)
「ヒョンたち、絶対ヤッてるよなあ」
「ぅえ!?」
心の中を読まれたようなタイミングで言われ、思わず身体が跳ねる。バッと隣を見ると、ニヤニヤしたスンリと目が合った。
「……って、思ってます?」
「………あ、あはは。顔に出てた?」
「はい、思いっきり」
「……ていうかさ、」
斜め前に座るヨンベの顔を見る。彼もにっこりと微笑んでいた。
「2人とも、気付いてたんだ」
「まあな。タプヒョンとジヨンだけじゃない?隠せてると思ってるの」
はは、と笑うヨンベに僕はなんだか肩の力が抜けた。背もたれに寄っかかるように身体を預ける。
「なんだ…そうだったんですね」
「だって見るからにじゃない?2人とも自分たちの世界に入ってるときあるじゃん。無意識だろうけど」
「ですよね〜…いやあ、言っていいか分からなくて必死に我慢してましたけど、結構前に手繋いでイチャイチャしてるの見ちゃって…」
たしか喫煙所だったと思う。ふと前を通った時にドアの隙間から2人の姿が見えて、指を絡ませ2人でなにやら楽しそうに話してた。不思議と嫌悪感はなかったが、なんだか見てはいけないものを見てしまった気がして、足音を殺しながら走り去ったのを覚えてる。
「俺なんて今日帰ってきたとき、明らかにこのソファでことに及ぼうとしてましたよね?って瞬間見ましたからね」
「えっ」
「2人とも必死に誤魔化してましたけど」
スンリが帰宅した時に見た光景を身振り手振りを使って説明した。その瞬間を見なくてよかったとは思うが、床に突っ伏すジヨンの姿はちょっと見たかったな。
「いやあ、恋人と2人っきりになったらそういう雰囲気になるのはわかるけど…今は特に制限もある生活だし。それにしてもソファはやめてほしいよな、みんなも使うし」
「いや、風呂場もですけどね」
スンリの的確なツッコミに思わず笑ってしまった。
「まあ、2人が幸せなら…いい、のかな?」
「ですね。仕事に影響を出す人たちじゃないし。俺たちには言ってくれてもいいですけどねー」
「いやあ、さすがに言いにくいんじゃない?」
そう言ったヨンベが持っていたコーヒーを啜る。なんだかんだ、みんな祝福する気持ちで2人を見守っていることがなんだか嬉しい。たしかに自分も、トップとジヨンが恋人同士だと気づいても、驚きはしたが妙に納得した。
「ですかねー。ま、言動に出ちゃってますけどね、俺らにバレるくらいには。特にタプヒョンなんて…」
「俺の話?」
「「「うわあっ!!?」」」
背後から聞こえた声に3人で叫んでしまった。心臓がバクバクしてそのまま口から出てしまいそうだ。想像以上に驚いた僕たちに、トップは訝しげに瞬きをした。
「な、なんだよ…そんな驚かなくても」
「いやぁ…あはは」
つい意味不明な愛想笑いをしてしまう。
「タプヒョン、随分長かったですね」
「えっ」
スンリの言葉に、トップが慌てたように目を逸らした。うん、たしかに顔に出やすい。
「そういえばジヨンヒョンもいませんね?」
彼がどんどん突っ込んでいくから、僕とヨンベの方がそわそわしてしまった。すごいなこいつ。マンネおそるべし。
「え?あー…ジヨンもそのまま、今…シャワー、浴びてる」
トップが誤魔化すようにタオルでガシガシと濡れる髪を乱暴に拭いた。きっとジヨンも濡れるようなことがあったんでしょうね。あんまり考えたくないですけど。
「タプヒョン、みんなのバスタオル忘れたでしょ。自分含め」
「あ、ああ、すまない」
「ジヨンは自分の持ってってた?」
「え?あ、どうだろう…」
いつものことだが、トップは一番年上に見えないほど抜けてるところが多々ある。まあそこが愛くるしいのだが、ちょっと心配になるなあ。
「じゃあ罰としてタプヒョンがジヨンヒョンと、俺たちの分全部持ってってください、今」
「は?なんの罰だよ?」
スンリがにっこりと笑った。
「長風呂」
トップの頬がサッと赤く染まる。やっぱりこのマンネは恐ろしい。
皆様お付き合いいただきありがとうございました!実はこれ書いててなんか上手くいかずボツにしようと思ってたのですが、もったいない精神で結局あげちゃいました笑
みんなに内緒の恋人設定も好きですが、周知な上メンバーが見守る設定も好きです笑 スンちゃんおそるべしマンネ。
読んでくださりありがとうございました♡
コメント
8件
この作品がボツ、、???ありえないくらい最高でしたよ??😇😇😇😇毎回神作品をありがとうございますー!!💖💖💖結局バレてるのも可愛いし、ソワソワしてるのでバレバレたぷさんも可愛いし、すんちゃんはもう的確笑笑

タプがとても可愛いですね💞本当に好きです😭メンバーは勘が良さそうですからすぐバレそうですよね笑これからも楽しみにしてます😭😭
待ってましたぁ💞まじでかわいいなこのふたり~✨バレないようにしてるのにメンバーにはバレてたとかかわいい🥰💗今回も最高でした🫶