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どうもこんにちはおかゆですᔦꙬᔨ

今回はリア友のリクエストで、文ストの

福沢社長の短編小説を書いていこうと思います。

⚠️注意⚠️

・夢主ちゃん結構口悪いです。

(最後まで見てくれると嬉しいな☺✨)


窓から差し込む光で目が覚める。今日も憂鬱な

一日が始まる。私はまだ疲れが取れきれていない体を無理やり叩き起こし壁を這うようにして

1階へおりた。

焼き魚のいい匂いが1段1段降りる事に強くなっていく。”奴”がいるということは、まだ朝早いの

だろう。

「おはよう」

台所にいる奴にそう声をかけるとこちらを

振り向き、

「遅いぞ」

と一言。いや、待て。まだ6時だぞ。いつも何時に起きていらっしゃるのでしょうね。この健康 優良児様は。

いつも家の台所で勝手にご飯作って勝手に帰ってく(助かる)世界一着物が似合うこの男。何故私の家でご飯を作っているのかと言うと私も分からない。いつの間にか出会って、いつの間にか合鍵渡してたんだもん。(ほんとに何で?)

おまけに私はこいつの名前を知らない。だって「名前教えて」って言ったら、「好きに呼べ」なんだもん。私は彼の名前が知りたい。でも、

教えてくれないんじゃどうにもならん。

私はとりあえず席に着いて、目の前に出された

朝食に手をつける。


今日のメニューは、秋刀魚の塩焼きとお赤飯に

たくあん、味噌汁。うん、美味しい。

秋刀魚を無理やり口に詰め込んで、モゴモゴしていたら、なんだか視線が気になった。ふと前を 見てみると奴がこちらを見ていた。

「あげないわよ」

「いらん」

じゃあなぜ見る。帰れ。今すぐ家へ。済ました顔しやがって。着物に洋風エプロンが似合うのお前ぐらいだろ。こんなことに時間使ってたら、ご飯が冷めてしまう。そう思い、もう一度口へ魚を放り込んだ。

「フッ」

あ?何笑ってんだよ。私は奴へ「迷惑だ」というオーラを放った。そうすると奴は、目の前の椅子を引き、そこにドカッと座った。手にはご丁寧にお盆に私とまったく同じご飯が乗っている。

「どうしたのよ急に。」

「別にどうだっていいだろう。」

ダメだ。これはもう何言っても聞かないやつだ…まあ私もどちらかと言えば、お世話になっている側だからな。今日ぐらいは、一緒に食べてやらんこともない。

 


‪✕‬月‪‪✕‬日 午前6時10分。窓から差し込む光は、キラキラと輝いていた。

                 今日も憂鬱な一日が始まる。

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