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❤️🩷
君しか見てないから
「潤って、構ってほしがりっすよね」
「えぇ?そぉかなあ?」
潤は首を傾けると、微笑みながらこちらを見つめる。さっきからスマホを見てる俺を凝視してはニヤニヤしていた。
「ちょっとスマホ見てるだけで話しかけてくるじゃないっすか」
「だって雅哉が構ってくれないからぁ!」
「ほら、そういうとこっすよ」
「えぇ〜!笑」
「子供っぽいとこ」
「そんなんじゃ俺以外と付き合った時に相手が面倒見きれないっすよ笑」
冗談半分で言った言葉に、潤の笑みの温度が下がったような気がした。 潤の事だから、地雷を踏むようなことをないと思うし、地雷すらないだろうけれど、空気が少し重くなった。
「……雅哉以外かぁ、」
ぽつりと呟いて、潤が俺を見る。目は笑っているのに、さっきまでの子供っぽさはもうなかったように見えた。
「雅哉から見て、今の俺って子供っぽい?」
「、潤……?」
潤の手が後頭部を包み込むように置かれて、親指で耳朶を撫でる。
触れた指先に身体をぴくん、と跳ねさせると、潤は片眉を上げて得意げな笑みを浮かべながら俺の耳元で囁いた。
「 雅哉は俺以外とか、考えたりするの?」
いつもの潤じゃない。
どんどんと潤のペースに追い込まれて頭が処理しきれず、何より潤の目つきに惹き込まれる。
いつもは優しくて、笑えば細まる目元。その瞳が今は俺を捉えて離さない。
視線を逸らすことができない。
ただ、その瞳に捕らえられたまま、動けずにいた。
「は、ぁ…ま、って……じゅん、っ」
「雅哉以外は、考えたくもないかなあ。」
「っ…ふ、ぅあッ……じゅ、ん… 」
後頭部を支えていたはずの手が、いつの間にか服の裾から入り込んで背中から胸へ移動していた。快感を拾いやすくなった身体で立つことすら危うく、腰が引けるのと同時に脚から力が抜けた。
「…じゅ、ん…ぅ、…ぁ、ッあ…」
「…そんなに名前呼ばれると照れちゃうよぉ、まさやぁ 」
いつもみたいに目元を細めて笑う。口調も、顔も、 潤が潤に戻った気がして安心したのも束の間だった。 脚の間に割り込まれた潤の脚が、ぐりぐりと押し上げるように刺激した。
「ぅ゛、ぁあッ…! ひぅ、ぁ…う゛ッ♡」
「感じやすくなってる、もうしんどいねぇ」
「ッ、ぅぁ、…あ゛♡……は、ぁ、゛ 」
「限界だね、いじわるしてごめんね雅哉」
眉を下げて頭を撫でる顔は、いつもの潤だった。たちまち体から力が抜けて、抱きつくように潤にもたれかかってしまった。
潤は支える腕に力を入れつつも、背中あやす様に撫でてくれた。
「今の俺は、雅哉にちょっと早かったかな。」
俺は、潤のその言葉の意味が、回らぬ頭では理解できなかった。
考える暇もなく、潤より一回り大きい俺を抱き抱えると寝室へ向かっていった。いきなり持ち上げられて、落ちないように腕に力を込めると潤は嬉しげに微笑みながら「落とさないよお」と言って更に体を密着させた。
そこからの詳しい記憶は飛んでいるが、耳に残る声や、目に見えた表情はいつもの潤だった。
#吉田仁人
apricot
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コメント
4件
天才見つけたかもしれん!💗 ストーリー神ってます大好きです🫶

雰囲気とか書き方とかめっちゃ好きです!!💕まじで好き大好き