テラーノベル
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カラン…カラン…
か「ここが俺らの仕事場」
り「いんく神社…?」
か「ああ、ここの警備をするんだ」
り「警備…妖怪なのに?」
か「妖怪なのに」
り「ま?」
か「ま」
か「ちなみに一日中」
り「まじで?」
か「まじ」
か「ここでも姿は現しちゃ駄目だよ」
り「わかった!」
か「ふうはやは一回やらかしたから」
り「やらかしたんだ」
か「今日は俺が当番!」
か「明日からりもこんもこれやるんだ!」
り「お、俺も…一日中…」
か「でも、全員での休みもあるから!」
り「ち、ちなみに、頻度って…」
か「んー曜日感覚が俺ら狂ってるから」
か「わからないけど、一ヶ月かな?」
か「一ヶ月に一回、3日間の休みがある」
り「あ、よかった一年に一回とかじゃなくて」
か「さすがにね?w」
か「あと、毎日やるわけじゃないから」
か「交代ね?」
り「あ、そっか」
り「あ、誰かきた…」
m「好きなお方に会えますように!!」
m「お願いしますお願いしますお願いします」
り「これ…心のなかで言うものじゃないの?」
か「これは俺らに聞こえてるだけ」
か「最初会った時もりもこんの心の中」
か「読めたでしょ?」
り「た、確かに…!!!」
m「お願いしますお願いしますお願いします」
り「…wすごい…」
か「いや〜もっとすごい人沢山いるよ?w」
か「たまに俺らの気配を感じたのか」
か「急にこっち向く人もいるし」
り「ひえっ…こわ〜」
か「まあ、バレてはない」
数時間後
り「あ、来た」
か「本当だ」
s「生贄にされたお母さんとお父さんに」
s「会えますように…」
り「…」
か「はぁ…」
すぅ…………
り「え、何して…」
スタッ…
s「え…だ、誰…?!」
り(かざねが人間の姿に…?!)
か「ねえ、君お母さんとお父さんに」
か「会いたいの?」
s「う、うん…お母さんとお父さんは…」
s「向こうに家あるでしょ?」
s「そこに生贄として捧げられちゃったんだ」
か「ふ〜ん」
か「なら、会えるけど」
s「え…どういうこと…?!」
か「でも、二度と今住んでる村には帰れない」
か「それでも会いたい?」
s「……うん…友達もいないし」
s「あの村はお父さんとお母さんを」
s「〇したんだ…」
か「そう…ならついておいで」
か(りもこんもこい)
り「わかった…」
s「そういえばお兄ちゃんは?」
か「俺ここのお寺の警備してるんだ」
s「じゃぁここに来れば会える?!」
か「んー日によるかも」
s「えー!なにそれ!」
か「ここだよ」
s「ここにお父さんとお母さんが?」
か「そう」
ギィィィィィ……
m「だ、誰だ…!!」
か「こんにちは」
m「あ、貴方は…!」
か「この子人間なんだけどさ…」
か「ここに住みたいらしくて」
m「え…ですがそんなこと…!」
h「s…?!sなの?!」
mona
1,178
藤の花
83
27
199
s「お母さん!!」
か「こういうこと」
m「な、なるほど…?」
か「だから、案内して」
m「かしこまりました…!」
か「失礼します。」
酒「うむ…人間の姿出会うのは久しいの」
か「ええ、そうですね」
酒「そして…なるほど隠しているのか」
り「はい…」
s「?」
酒「ところでお主は…?」
s「えっと…僕は…s…です…」
酒「人間か…ふむ…」
酒「もしやここに住みたいという話か?」
か「はい、仰る通りでございます」
酒「よかろう、そやつを妾に預けよ」
酒「事情を聞いて済ませるか判断する」
か「かしこまりました」
か「sくん、行ける?」
s「う、うん…」
s「またね!お兄ちゃん!」
か「うん、またね」
ザッ…ザ…ザッ……
か「ふー戻ってきた」
か「何も異変なさそう…良かった」
り「そうだね…」
り「で、人間になってたけどあれって」
か「りもこんもできるでしょ」
り「え?」
か「なんか、頑張る」
り「が、頑張る…?!」
か「そう、人間に戻るぞー!って」
り「な、なるほど…?」
り「う…ぐぬ………」
すぅ…………
り「あ、でき…!」
ドサッ!
り「いたぁー!!!!!」
か「まあ、人間だから木の上じゃ」
か「バランス取りにくいよね」
り「先言ってよそういうの…」
り「え、で戻るときは?」
か「同じ」
り「同じ?!?!?!」
また数時間後
か「ふぅ…今日はここまでかな」
り「終わり?」
か「そう」
か「これからはこれをやってもらう」
り「まじか…」
か「まあ、見てるだけだけど」
か「生贄になった人と会いたいみたいな」
か「そんな感じの願いは叶える感じ」
り「警備というか神様…」
か「合わせてるだけだから違う」
り「wwそっか」
か「じゃあ、帰るぞ。二人が待ってる」
か「特に、ふうはやがな」
り「…?うん!」
コメント
1件
読み終わりました!第3話、めっちゃ好きです。まず「妖怪なのに警備」っていう設定がツボで、しかも願い事が聞こえるっていう仕掛けがいいですね。りもこんが木から落ちるシーンは声出して笑いました(笑)。それと、sくんの話にちゃんと応えたかざねの優しさにじーんときました。妖怪の日常と非日常のバランスが絶妙で、もっとこの世界に浸っていたくなりました!