みなさんこんちは〜!!
えっと今回は、海外のホラー映画ミーガンという映画見たら思いついたので書きたいと思います
ホラーじゃないので安心してください(? )
ではスタート
青桃、BL、死亡表現、nmmm注意です
あの日の事は今でも鮮明に覚えている。
桃) まーろッ
青) お、どしたん
桃) あのさ、
青) おん
桃) 買い物行こッ、荷物重いし
桃) 手伝って、お願い…キュルル✨
青) ぅぐッ…ええで、行こか
桃) うんッ
昼頃俺たちは買い物に出かけた。
桃) でね〜ッほとけっちがねッ
青) おん、
青) 周りよく見て渡れよ
あの時、まろの話を良く聞いとけば
桃) はー
桃) い、?
青) ないこ危ないッ
ドンッ(突き飛ばす)
桃) うおッ
キィィィィッ ドンッ
MOB) キャアァァァ
MOB) 人が轢かれたぞッ
桃) ぇ…ねえまろ、嘘、だよね?
桃) 起きて、起きてッまろッ
彼の血がどんどん拡がってく。
俺の手にも彼の血がべっとりと付いた。
MOB) 君、この子の友達?
桃) はい、?
友達なんかじゃなくて、俺とまろは恋人同士だった。
まろは、俺の代わりにトラックに轢かれた。
ピーポーピーポー
救急隊員) 患者はッ
MOB) ここですッ、!
救急隊員) ッ、これは酷いな…
救急隊員) 頭を強く打ったみたいだッ
救急隊員) 急げッ揺らすなよッ
救急隊員) はいッ
桃) まろ…行かないで…
救急隊員) 友達ですか?
救急隊員) 一緒に行きましょう、乗ってください
桃) はい、
桃) まろぉ、起きてよ…
救急隊員) …
同情するような瞳でこちらを見てくる。
やめて、まろがいなくなっちゃうみたいじゃん
血も止まって、お願い
気付いたら病院にいた。
看護師) ここで待っててください。
母) いふはッ、いふは無事なのッ?
父) ないこくん
どうなんだ?
桃) 分かりません…
母) ねえ、何があったの…?
母) 教えて…?
俺はまろの両親に、俺を庇って交通事故にあったことを話した。
母) な…で…ポロポロ
母) なんでいふが交通事故に…
前に会った時は優しかった。
いふをよろしくねって。
でも今は自分の息子が彼女を庇って死にそう、なんて
まろの両親の悲痛な声が廊下に 響く。
ガラガラッ
母) 先生ッいふはッ大丈夫なんですか?
医者) …すみません、全力を尽くしましたが…
母) ぇ…?
桃) まろ…?
まろが死んだ。
そう、俺を庇って。
あの時俺が轢かれてれば、俺が死んどけば、
何度後悔しただろう。
俺は、まろがいることが当たり前だった。二人で大好きって言い合って、笑っているのが。
だけど、当たり前なんて簡単に壊れてしまうもの。
当たり前じゃなくて、一日一日を大切に過ごすべきだってまろがいなくなった後に気づいた。
大切な人がいなくなってからじゃ遅いんだ。
母) ゔ〜ッグスッ
母) いふをッ、いふを返してよぉ…ポロポロ
父) 落ち着けって、
桃) ッ、
母) お願いだからぁ…ッポロポロ
まろ、お願い帰ってきてよ。
まろの葬儀は家族葬で、俺は参列出来なかった。
まろは何時も勉強して、努力してかっこよかったな。俺にはないものを沢山持ってて、俺を大切にしてくれて、幸せだった。
桃) まろ…寂しいよ…ポロッ
まろは、死んだのに、いなくなったのにそれを信じることの出来ない自分がいて、まろはいるって思ってしまう。
桃) そういえば、まろの部屋…
青) ぜぇぇっったいに入るなよッ
青) まろが死なない限り入ってくるなッ
桃) ある時から入れてくれなくなったなぁ、
桃) 行ってみるか、
ガチャッ
桃) まろの、部屋
桃) まろの匂いだ…
この部屋には彼の匂いが染み付いていた。
まろは、この部屋のいたんだ、そう感じる。
ガタッ
桃) 痛ッ、足ぶつけた…
桃) って、何…これ、
そこにあったのはまろにそっくりな人形だった。
桃) まろ…じゃん、な…ポロポロッ
桃) グスッズッ
青) 何めそめそしてんねん
桃) え、は?
青) 俺が死んだくらいで泣くな〜
桃) な…でまろが…
青) ん〜?
桃) まろ、死んだはずじゃ…
青) あー、うん死んだ。
桃) なんで喋ってんの…?
青) 知りたい?ニヤッ
桃) うん…知りたい、
青) 俺はな、ロボットやねん、本物のいふが創った
桃) ロボッ…ト
青) やからな本物のいふじゃなくてただ動いてるものって感じ?
青) 本物のいふが死んだことには代わりないんやけどね。
青) どうしてまろは…まろを創ったの?
青) ん゙〜、まだ秘密
桃) まろ…ポロポロ
青) どうした?!
桃) なんでッ、俺なんかを…
桃) 俺なんかを庇って…ポロポロ
青) ないこ、俺なんかなんて言わんで、
青) ないこやから、自分を責めとるんやろ?
桃) ぅ゙ッポロポロ
青) 俺は、自分よりないこの方が大切、ないこに出会って、付き合えて生まれて来て良かったって思えた。
青) ないこは俺を変えてくれた。ありがとうじゃ足りないくらい感謝の気持ちでいっぱい
桃) ひぐッ
青) 今でもないこを助けれて良かったって思えるよ。
桃) 俺はッ、まろがいることが当たり前で、グスッ二人で大好きって言い合って笑ってるのがッずっと続くと思ってた…
桃) 当たり前なんてなくて、すぐ壊れちゃうものだって気付かなくて、大切な人、まろがいなくなった後に気付いたッ
青) …
まろは、優しい目をして俺を見る。
桃) まろッ大好きッギュッ
青) ないこ、俺もやで
桃) ずっと、
それから俺は、まろと二人でたくさんの思い出を作った。山に登り、海に行き、バンジージャンプをしたり、時には二人で涙を流した。
また、俺は思い込んでしまった。
このまろ、ロボットのまろは壊れないずっと一緒
そんな風に。
だけど俺の願いは叶うはずなく、まろは壊れてしまった。
青) な、ないこ
桃) なに?まろ
青) 最期やから言うな?
桃) 最期なんて言わないでよ…
青) 俺が、俺を創った理由。
桃) ッ…
青) あのな、俺は病気やった。
桃) ぇ…?
青) 余命宣告もされとった。
桃) なんでッ
青) 俺はな?ないこに話したらきっとないこは悲しむ、俺なんかのために悲しむ必要は無いって思った。
青) 一時期別れようか死ぬ程悩んだ。
青) やけど、ないこの事が好きで、愛してた。やから俺は、俺にそっくりな俺を創った。
青) 脳もコピーしとるからまんまいふやで?ニヤッ
桃) ポロポロ
青) だからな、ないこ俺はないこの事愛してます。世界で1番愛してます。世界で一番大好きです。
青) 今思うと、俺なんか作る時間あったらないこと一緒におれって思ったけどニヒッ
悪戯っぽく笑うまろは、生きてる時のまろの笑顔だった。
桃) 俺もまろが、世界で一番大好きッ、愛してるッ
桃) だから…だからもう居なくならないで…
青) ごめんなぁ、壊れたもんはしゃーなしや。
青) ぁ、言い忘れてた。俺のこと引きずらんで好きな人作れよ、一年に一回でもええから思い…出してな…
まろが止まった。完全に壊れたみたい。
桃) やだよぉ…まろ、
桃) 一人にしないで…
俺は泣いた。一晩中、涙が枯れるまで。
まろを想いながら。
[数年後]
赫) ないく〜んッ
桃) あ、りうらッ
俺には新しい恋人ができた。
年下で無邪気で可愛くて、
りうらから猛烈なアタックを受けて付き合うことになった。
まろのことを忘れたわけじゃない。
ずっとずっと大好きな俺の恋人。
りうらにも話したけど、
“それでもないくんが好きだから”
そう言われ、りうらに惹かれていった。
赫) 何考えてんの?
赫) いふさん?
桃) あ〜、うんそんな感じ。
一日に何度も思い出す。
あの日あの時何度も思い返しても時は戻らないけど、この気持ちだけは変わらない。
ずっと大好きだよ。
俺が愛したたった一人の想い人__
うん、なにこれ??
なんか感動系書きたいって思ったらこんなんなっちゃった((?
誰か、感動系のお手本書いて…
まじで助けて(?
まあ、じゃあこの辺で(?)
じゃあさよなら(?)
コメント
7件
初コメ失礼します!いやもうめちゃくちゃ泣きましたよぉぉぉ!!!!(泣)自分が作品を見る前の想像の倍泣けて、もう泣きすぎてからだの水分の三割くらい減りましたよ?!(((もう最高の作品でした!!!!初コメ&長文コメ失礼しましたm(_ _)m
うわああああ…好きすぎた…(??) 青さんを忘れられない桃さんんんん…こーゆーの大好きですありがとうございますッッッ…
だめだ好きすぎます((( わたしまじでタヒネタ好きなんですッッ😭🩵🩵🩵🩵 ほんと見てるとき幸せでした😇(( 最低( 今回も神作ありがとうございます😊🫶🏻❤️🔥💞