恋愛ノベル

こんにちは渚咲です！

それでは本編へGO

翌日

クラスメイト「日向さん酷すぎだよね」

クラスメイト「虎雅、可哀想すぎる」

朱純(あー、こーゆー事か)

「ちょっと、虎雅

最後に話させて」

虎雅「関わらないでって言ったのはそっちでしょ、今更なんなの？」

朱純「こんなことしておいてよくそんなことが言えるよね」

虎雅「……わかった、今日だけだから」

朱純「で、どーゆーこと？

なんで嘘ついてるの？」

虎雅「俺が悪いみたいになりたくなかったし、実際悪くないし……」

朱純「うん、確かに虎雅は悪くないね」

虎雅「…だろ！？」

朱純「誰も悪くない、1個言うと、私は今でもまだ虎雅のことが好き

だけど、もう忘れるし関わらない」

虎雅「うん」

朱純「本音を言うと虎雅が好きな人が誰かは分からないけど、その人のことがとっても憎い、その人も誰も悪くないけどね 」

虎雅「……」

朱純「最後に1つ聞いていいかな？」

虎雅「うん」

朱純「その好きな人って誰？

どんなとこが好きだったの？」

虎雅「名前は言えない、ごめん

好きなとこは自分でもよく分からないけど、気づいたら目で追ってた」

朱純「……そっか、私もその人になりたかったな」

虎雅「朱純……

これだけは勘違いして欲しくないんだけど、付き合ってる時はずっと朱純が好きだったよ、この気持ちに嘘は無い」

朱純「最後にそんなこと言わないでよ…

忘れられなくなっちゃうでしょ？嘘つくなら最後まで嘘ついてクズのままでいてよ！」

虎雅「なんで、嘘ついてること……」

朱純「分かってたよ、だから忘れられないの、何年好きだったと思ってんの？」

虎雅「朱純、ごめん

昨日は朱純に嫌われるためとは言え、言いすぎた、朱純にこんなやつのこと引きずって欲しくなかったんだ、みんなにも嘘ついてごめん」

朱純「その優しさも全部、大嫌い……

嘘ついたことは許す、だから約束して？」

虎雅「何？」

朱純「みんなにちゃんと嘘ついてたって、全部演技だって言って？このままだとあの子達に嫌われちゃうよ」

虎雅「…いいんだよ、それで

俺はあんないい奴らと一緒にいていいわけないんだから、、、」

朱純「そっか、じゃあ最後に言わせてもらうと」

虎雅「うん」

朱純「私にきらわれるためとか、引きずって欲しくないだとか言ってたけど、結局全部自分の保身のためだよね！？あと、言ってたこと、全部本心だよね？私の話に合わせてたけど、全部バレッバレだし、そんな下手くそな演技であんな良い奴らと一緒にいていいわけない？笑わせないで！！」

虎雅「朱純……？」

朱純「ちょっとカマかけて正解だった！これで心置き無くあんたのことなんて忘れられる、むしろありがとね！！」

虎雅「…なーんだ全部バレてたのか

そうだよ、今日言ったのはぜーんぶ嘘、適当にお前に話合わせただけ、昨日言ったのも全部本心だから、せいぜいお前は俺の幻影でも見ながらずっと俺の事好きでいれば？笑」

朱純「…バカにすんのも体外にして！！

お前、自意識過剰？笑さっきも言ったけどもうお前のことなんか1ミリも好きじゃない、ごめんなさいね！あなたからしたらこの時間も全部無駄だったよね！？！？

じゃ、もう私帰るね」

今回はここまでー

長くなっちゃってすみません(>_<)

次回もあんまり楽しいお話じゃないかも…

だけど、お楽しみに（？）