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【はぁ…初めての場所がメイド喫茶って…おかしくねーのかよ…】
佐藤レン。この街一番の、霊媒師のバイトをしている。
【ああ!来てくださったのですね⁉️私は、オーナーです。メイドたちには、今日は来なくていいと言っておきました!ここに、霊がいるのは本当でしょうか…?】
【待ってください。感じとります。】
【え?感じとる?どういうことでしょうか…】
【気配を感じるか検証するってことですかねー】
【ああ、そういうこと…】
レンは目をつぶった。
(何も感じない____この霊は___嘘だ)
【気配は何も感じません。】
【つまり…?】
【嘘ですね。誰かのイタズラですよ】
【イタズラですか…よかったです…このままだったら、つぶれていたかもしれませんしね】
ヒュン
(ん?なんだ?急に、気配が…!この気配をたどるか…。……え?マジかよ。まさかの…”オーナー”…)
【?どうされたんです?】
【お前…霊だろ。俺が気配を感じなかったのは…霊じゃなかったからだろ】
【……そうだよ。俺は霊だ。こいつに取り付いているだけの、ただの霊。でもさ、しかたなくない?俺が死んだのこいつのせいなんだし…】
【……は?なに言って…】
【俺は、こいつに嫁を殺されたんだよ…だから、俺は自殺したんだ。後を追うように…だけど、成仏できなかったんだよな。ずっとずっと、この世界にとどまり続けたんだ。それで、偶然見たんだよ。こいつが有名なメイド喫茶のオーナーになったってな。俺は…それが許せなかった。だから、とり憑いたのさ。それで、こいつとして生きてた。】
【……お前、俺と一緒だな。よし、仲良くしようぜ】
【……は?何いってんだよ、お前。俺は霊で、お前は人間。どう考えても無理だろ】
【いけるよ…お前を、人間にしたらいいんだろ?はい、これ。】
【は?なにこれ。】
【薬。師匠からもらったんだよ。人間になれる薬!俺がお願いしたんだ。仲よくなれそうだったら、人間に戻してもいい?って】
【あー…なるほど。でも、戻りたくないなー。案外霊いいんだよなー】
【は?戻れよ。】
【え、強制⁉️でも…霊でもついていくことはできるだろ!】
【あ…確かに。そうだな、そうしよう。俺についてきてくれ】
【…いいけど…一回につきアイスな!】
【はぁ…安いやつだけな。てか、お前くえんのかよ】
【お前で食う】
【とり憑くってわけかよ…まあ、いっか。ようし!終わったし、師匠にお小遣いもーらお!】
【分けよう。】
【うるせー、やだ】
【ケチ】
【お小遣い♪お小遣い♪】
【先行ってるねーん】
【あ!待て!俺も行く!】
【だって、遅いんだもん。早くしてくんない?】
【…ごめん、これ全速力…】
【まじで⁉️50m走何秒⁉️】
【……8秒23】
【お、案外早いやんけ。俺9秒〜】
【おっせぇじゃん。人間に戻せばよかったなー。ってあ、着いた!】
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皆様に謝ることがございます。本当に、投稿できてなくてすんません!!普通に寝てました😭許してください、お願いします。雑談最近おかしくなってるんですよ。だから、ちょっとまだ投稿できないかも…あと、フォロワーが見たら93人になってたんですけど、マジですか?まあ、多分減ってるかと思います。だって私、やばいから。では、おつ🐼!