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「 ……りうら…、 」
「 ………なに… 」
先の言葉を察するように不貞腐れた顔で目を逸らすりうら。
湯船に浸かる俺の前に立つりうらは、風呂に入る前から逆上せたように顔が赤い。
りうらの割れた腹筋は、湯気に紛れて見えないだけだ。俺もりうらも、そう信じたかった。
「 ……鍛えられた腹筋はどこへ…? 」
「 ……さぁ…ドコダロー…? 」
諦めの悪いりうらを突き放すように、敢えてド直球にこう言った。
「 りうら太ったでしょ 」
「 ぐッ゛…、 」
ツアーが終わっておそらく5キロ以上は太ったりうら。腹筋なんか俺も割れてないけど5キロも増えてはねえぞおい。
「 終わったぁ゛あ゛あ゛あ゛…ッ、 」
俺もりうらも勿論他メンバーもダイエットがどれほど難しいことかは重々承知している。だからこそ絶望に浸るりうらを見て、何か良い方法はないかと頭の中で俺の知っているダイエット法の中からより良いものを選別する。
食事制限は危険だしリバウンドも早いし…筋トレ部を開催するのも悪くないしなんならそれが一番手っ取り早いけどどうせ彼氏のことだから『 筋トレするよりもないくんとエッチする方が痩せそう 』と言うに決まってる。
………ん…?えっちで痩せる…、?
心の中に秘めていた最終手段の箱が開いた気がした。
興味はあったもののその欲は隠し持っていたダイエット法。それは…
「 ……セックスダイエット 」
「 …っは…? 」
「 っていうのがあるのッ…どうする、? 」
「 ……要するにセックスして痩せるんでしょ…?やりたいけど…ないくんの身体が…、 」
「 俺も最近太り気味だから…特にお腹周りとか太ももとかの肉の落ちにくい部分が…、/ 」
「 じゃあ…やる…、 」
__こうして、地獄のようなセックスダイエットが、今夜開幕する。
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連載的なの開催します☝🏻🩷
連載っつーかただエロいだけです多分^_^
あんま続かないと思うけどここで赤桃摂取してください👍🏻🌟