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_tn視点
起きたと連絡があり深夜にも関わらず
知っている顔が目の前に並ぶ
_大丈夫なんか、?
_無理せられんで
声がかけられる中気になったのは
“彼奴がいない”
青い彼奴が
謝るべき彼奴が。
「…knッ…d先生はッ…?」
最後に残ったknに問いかけた
knは不安そうな顔を浮かべ言葉を口にした
kn「隣。」
_ピッピッピッピッピッ
「う、つ?」
電子音
点滴に繋がれたからだ
細い腕
「d先生…ッ、」
点滴なんて気にせずベットを飛び出す
utに謝らなければ、と。
「俺のせいやんな、ごめんな、」
涙が頬を伝う
ポロッ
雫がd先生の頬を伝った。
knは相変わらず不安そうにこちらに視線を向けていた
眼鏡を外し俺のもとに近づいてきた彼は
俺に何か_。
何でもないや。
kn「自分のせいだと思っとんのか。」
は、?何を言う
当たり前やろ、
そう口にしようと思ったとき
kn「たしかにお前の責任もあるかもしらへん。
やけど俺にも責任はあるんや。」
knの言葉で飲みこんだ
「せや、な」
唇をかみしめている奴は
目が腫れぼったかった。
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