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幸せなんだ、今だけ。2人だけの空間in Discord、他にも人が入ってくるかもしれないこの状況さえも彼の心拍を忙しなくさせる理由の1つ。編集という名目な筈だが眼に映るものはよくあるバトロワ系のゲーム画面、耳に入るのは他愛も無い会話。ありふれた日常の単なる1ページに過ぎない筈だったのに彼のせいで濃い日常になってしまった。彼の話し方、声掛け、相槌、全てに魅了されて全てに心動かされる日々。こんな日々を過ごすのは疲れるが心のどこかに楽しいという感情も隠れていた。けれどいつまでもこの辛い感情を心に閉じ込めておくのも苦しいわけで。このいっときの感情に振り回されて気持ちを吐き出しても実らない恋だってある、そんなのは義務教育中に教わった事。だから自分は伝えない、結果は分かりきっているから。そう決意したにも関わらず夢では彼と口付けを交わすなんて不純なものを見てしまっている時点で諦めがついていないことは確か。彼から生み出される笑顔や言葉。その救われてきた言動をたった2文字の言葉で失ってしまうのだと考えたら悲しいし怖いんだ。
👑「〜〜だよね。・・?ボビー?ねぇ聞いてる?おーい。」
👾「あ、マジでごめんボーッとしとったわ。で何?」
👑「ふふ、いいよ別になんでもない。え待って敵来てたんだけど!やられるってボビー助けろ!!」
👾「何でそんな命令口調やねん今行くわ待ってろ。」
👾「・・やっぱ好きやなぁ。」
👑「ん?ボビーなんか言った?」
👾「やっぱアホやなぁって。」
こんな淡いのない会話が自分らに合っているんだ。そう、これで良いのだ。