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何も無い雨の日。
雨でも輝く、わかりやすい青い髪。お前の後ろで。
私はお前の傘が十字架に見えた。
「……」
「ん?どうした?」
心が宿るも最期は
「…なんでもない。」
「そっか。」
皆、焼死体…か。
夥しい。
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ここから少し別の話。世界線は一緒です
⚠死ネタ
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「そっか〜」
「あ!ねぇねぇそんなことよりさ〜この前ミチルが〜」
「……ッ」
「え?オズ?!なんで泣いてるの?!」
珍しく。いや、初めて俺の弟弟子は泣いていた。
「この世界と、私の時間を…交換できたら良かった…」
ボソッとなにか聞こえるが寿命も近いだろう俺にはよく聞こえなかった。いや、聞こうとしなかった。
「オズ?!なんで魔法使ってるの?!もうすぐ日没だよ?!」
俺はオズに触れようと手を伸ばす。
「え…?」
触れなかった。よく見るとオズは半透明だ。この綺麗な景色透けるオズはまるで幽霊みたいだ。
失うことに慣れてしまったから。忘れてしまったのかな。あの願いも、オズが居ないことも。
思い出しても、思い出さなくても、涙が落ちたのは、この街と、オズの爪痕がただただ美しかったから…なのかな。
「ありがとう。」
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… 𝗍𝗁𝖾 𝖾𝗇𝖽