テラーノベル
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⚠️⚠️注意⚠️⚠️
エセ関西弁
キャラ崩壊
ご本人様には関係ありません
下手くそ
軍パロ
誤字脱字あり
※こちらは??ENDルートの過去編.zmsideです
分岐点⇒無し
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zmside
初めて彼を見た時心臓の鼓動が煩い程に音を鳴らしていた
初めての感情に自分でも戸惑っていた
軍学校の体験授業で俺は彼を見つけた
そして俺はこの軍学校に入る事を決めた
綺麗な桃色の瞳に透き通る黒髪
たまに巡れる面布から見える横顔は誰よりも美しかった
あの瞬間から俺はあの人に心を奪われていたのだろう
rbr「キミ3年生じゃないよね?」
入学式の日俺は寮内で迷ってしまった
そんな俺に声を掛けてくれたのがあの憧れの美しい先輩だった
zm「あ…1年生です..」
rbr「ふーん..?」
彼はいつもと違い面布を外している
綺麗は桃色の瞳が俺をなぞる様に見る
rbr「キミ名前は..?あ、俺はrbrね」
zm「!z、zmです!!」
rbr…rbr…彼の名前を脳内で綺麗な線で引く
その名前を噛み締めながら彼を見た
rbr「zmね..!よろしく」
zm「!よろしくお願いします!!」
rbr「あ、後俺の事はrbrでいいよ?お互い呼び捨てで気軽に呼び合おうよ?」
zm「え、いいんすか?」
思ってもいない提案に胸が音を立てる
手を差し出し彼の手に触れる
その手をとても暖かかった
rbr「おん勿論!zmは凄い綺麗だね?」
zm「いや、そんなrbrのが綺麗っすよ!!」
rbr「んふっありがと笑じゃあまた話そうね?」
彼はそう言って去っていった
彼の瞳や彼の言動、全てが俺の中に刻まれた
その日から数日間
俺はrbrと何回も話をした
その過程で様々な話を聞いた
rbrの親が国の期間のえらい人
rbrは産まれた時から綺麗な物が好きな事
rbrは俺の事を気に入ってくれた事
様々な事を教えてくれた
俺はどんどん彼に沼っていった
そして彼の俺を見る目を変わっていった気がした
rbr「綺麗な物が見たいんや」
話し始めてから約2週間
突然rbrにそう言われ俺は意味が分からなかった
zm「例えばどんなの?」
rbr「そうやな..この寮が無くなる時、、それって凄い美しいんやないか?」
rbrが俺を見る
その時俺は気づいたんだ
zm「壊すって事…?」
rbr「壊すか..ちょっと違うな..そうだね炎とか似合うんじゃないか?」
彼の瞳は本気でその物事を話している
彼は狂っている
少しづつ悟っていたがまさかここまでとは
恐らく人と感性が違うのだろう
彼は綺麗な物に執着している
それが壊れる事なんだろう
なんて
なんて
なんて素敵なんだ
彼の感性はとても美しい
彼の思考は美しい
俺は思った
彼の手助けがしたい
彼の役に立ちたい
zm「俺手伝うよ..?それ」
rbr「..!いいの?」
zm「勿論!だって俺も綺麗な物を沢山見たいから」
rbr「そっかぁ..じゃあ今から言うもの用意してくれる?」
rbrの唇が俺の耳に触れる
柔らかくてとても優しい
彼の言葉が俺の耳に通り心を掴んだ
zm「よしっ!これでええな」
俺は大量のガソリンを用意した
これだけあれば寮を燃やせる
rbr「すごい..こんなに集められるもんなんか..」
zm「色々ツテがあってん!これで絶対成功するで!」
rbrの顔が驚きに染っている
俺は少しでもrbrの役目に立てたのが嬉しかった
rbr「zm聞いて?」
zm「何?」
rbr「火をつけるのは俺がやる。もしバレてもキミに罪がいかない為..俺は父さんがいくらでもかき消してくれるから」
rbrは微笑みながらそう言った
その瞳はやっぱり狂気に染まっていた
でもそれが俺にとってはとても美しい物だった
rbr「じゃあはじめよっか..」
時刻は朝の4時
時間的に多分これが1番だろ
zm「俺はどうすれば」
rbr「一緒に燃えるのを見よ?あ、バレたらキミは逃げてね」
そう言ってrbrはガゾリンの中にマッチの火を投げ入れた
たちまちそれは大きな音を立て燃え広がった
zm「はあっはあっ…やばい」
火をつけたのがバレた
rbrは俺を庇ってくれるかもしれないがそれでも….
zm「あ、rbr…!」
寮の外で彼は膝をついて何かをしていた
周りにはrbrの同級生と思われる人らがいた
rbr「違う…違う…話を聞いて…」
彼がそう呟いてるのが聞こえた
周りの人はrbrを責め立てるような口調で何か言っている
rbr「行かないで…行かないで?」
彼の叫び声が木霊する
彼の言う美しい人達は彼から離れていった
zm「rbr…?」
俺の言葉に彼は振り向く
彼は俺を見ていた
あの日とは違く
狂気ではなく純粋な瞳を俺に向けて
rbr「お前..誰や..?」
彼のそんな純粋な質問に俺は絶句した
俺を見るその瞳は狂気ではない
綺麗で透き通っていて…透明なものだった
rbr「知らない…何も知らない!お前は誰や!!」
彼の叫び声が耳に通る
俺の事を憎悪としてみているのか
rbrの心は壊れてしまったのだ
美しい者を殺せなかった事
そしてそれらが自分から離れてしまった事
俺を見る瞳には殺意が刻まれていた
それから彼を見る事は無かった
軍学校内で有名な話になった
3学年の人が寮に火をつけた
しかしその話は直ぐにされなくなった
国がこの事件の記録を消したから
きっと彼の親がそうしたのだろう
彼は国の幹部になると言っていた
記憶はなくともそれは叶うはずのものかも知れない
だから俺は幹部をめざした
本当は警備隊になりたかった
だけど彼に会うため努力した
首席で軍学校を卒業し16歳で幹部になった
そして
会議室で彼を見つけた
あの時の光景は今でも忘れない
でも彼はまだ忘れていた
俺の事も
美しかった炎も
だから優しさを装って近づいた
思い出して欲しかったから
俺の事を見て欲しかったから
俺は狂ってるかもしれない
だけどそれでも彼をもう一度見たかった
彼にあの事を教えた後彼はまた狂気的な瞳を俺に向けた
久しぶりに見たそれはとても美しかった
そして俺に言ったんだ
rbr「次は失敗しない..勿論協力してくれるよね?zm……?」
そう微笑む彼は何より美しかった
現在
俺達は次の国を目指し森へ進んでいた
その国は4人で国を治めているという
そして彼の親族がいるらしい
俺らは2人でその国を目指している
rbr「zm…愛してるよ..」
その最中rbrにそう言われた
その言葉は俺が待ち望んでいるものであり最上級のものだった
そして俺も彼同様に返した
zm「俺も…愛してる」
rbr「んふっこれからも沢山壊そうね…?」
rbrの狂気的な瞳に俺が映る
その瞳に映った俺はrbrと同じように狂っていた
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スクロール((꜆꜄ ˙꒳˙)꜆꜄꜆オツオツオツオツオツオツオツ
まだ書くかもしれんし書かないかもしれない( ˙꒳˙ )
(∩´∀`∩)バィバィ
コメント
4件
まって好き結婚しよ
うわぁなんか凄いドロドロで好きです