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真夏の空 遠い空に手を伸ばした。
当たり前だが届くわけが無い。
だけど君となら届く気がしたんだ。
いつも君は独りだった。
それを僕が助けた。
まるで僕が救世主かのように。
2人きり此の儘愛し合えるはずだ。
繰り返すばかり。
フラッシュバック 蝉の声 二度と帰ってこない君。
永遠に途切れていくお揃いのキーホルダー
___
9月のスタート 告げるチャイム。
君の席には、華麗な花が置いてあった。
仕掛けたのは確かに、僕だった。
だけど君が悪いんだよ。僕だけを見てれば良かったのに。
溺れてく君に手を差し出さなかった。
変わりに、その手に口吻した。
罪悪感は無かった。逆に笑いだけが込み上げてきた。
自分のズボンに爪を突き立てた。
夏の静寂を、引き裂くかのような悲鳴に
それとは正反対な教室の窓の外の青空。
そう君には、居場所なんてないんだよ。
透き通った世界で2人 愛し合えたら、
夏が消し去った 白い肌の少年に
哀しいほど 恋をしていた。
後書き
・主人公が、その同性の子に恋をした。
だが、その子は、違う子を見ていた。
それに嫉妬して、
殺してしまった。
⤵
だが罪悪感は湧かない。
結局、自分の中で湧いてきた気持ちは、愛だった。
っていうオチ。