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独占欲強め×独占欲強めのカップルっていいですよね。

あ、彼女側がイケメンな性格なのも好きなんです。










彼からのお誘いだった。

彼も忙しい日々でりうらだけ暇なことばかりだったから彼からデートのお誘いなんて嬉しかった。

…構ってほしいなんて恥ずかしくて言えないから家に一緒に居たとしてもあんまそういう雰囲気になることもないし、りうら達の関係性的にも端から見ればただの男女の友情みたいな。


だからこそこんなに怖い目に合っちゃったんだと思う。

まぁ…そんなの数時間前の自分たちは知る由もないけどね。




ー…数時間前…ー


桃「あ、りうらー?俺さ、今日暇なんだりうらがよければなんだけど一緒にデート行かん?」


急なお誘いだった。

なにも考えずすっぴん風メイクをした状態で彼の家のクッションソファーにゴロゴロしていた時、急にそう言われた。


赤♀「…デート? いいけど…珍しいじゃん。」

桃「たまにはね、てかいつも家デートやん、外行こーよ〜」

赤♀「もちろん♪」


なんて返したら彼は急いで自分のクローゼットへ向かう。

…りうらにはこの部屋着で出ろってか…!!


なんて心の中でそこまで怒っていないがかるーーーく愚痴っときながらスマホをいじる。


数分した時彼がうるさく部屋から出てきた。

でもその彼は服はなにも変わらずのままでその入ったときは空だったその両手には女用の服でいっぱいだった。


桃「りうら用に着てほしかった服あるんだよねー♪」

赤♀「え、なにそれなにそれ聞いてない聞いてない」


なんて言うも彼には効かず、そのままその服をりうらに押し付けてくる。


桃「別にお金とか求めるわけじゃないしさ、ね、着てよ♪」

赤♀「…………」


よく見れば可愛い服、ストリート系の服ばかり。

…流石ないくん、りうらの好みの服知り尽くしやがって!


なんて考え事している間も彼からの期待のその眼差しは変わらずキラキラした目で彼に弱いりうらは断ることも出来ず、すんなりと引き入れてしまう。


赤♀「も”~~ッ…!今回だけね!?!?」


なんて言うと彼はへにゃりと彼氏側とは思えない破壊力の可愛い笑みを見せてきて悶えたのは秘密。





一悶着あってりうらもないくんも1番気に入ったそのファッションコーデとないくんはパーカー。

あ、ないくんが手抜きでパーカーにしたとかじゃなくてりうらがお願いしてパーカーにしたんだよ。

…ないくんのかっこよすぎるところがバレるのってやっぱり嫌だしね。


桃「あ、りうらりうら、見てこれ!!」


楽しそうに無邪気にはしゃぐその彼の耳には犬耳が生えているように見えた。

目をキラッキラに輝かせて本当に犬が尻尾を思い切り振ってるみたいだった。


赤♀「あはは…w 可愛いね。」

桃「でしょー?やっぱりこのキーホールダー買うべきかなぁ…??」


…りうらが向けた言葉はそっちじゃないし。

なんて思いながらもここは外。ないくんの家じゃないし。って言い聞かせて顎クイしようとしたりうらの右手を沈める。


それなのにすぐに彼はりうらの腕を掴んで店の中にぐんぐん奥へと入っていくから可愛すぎて思わず手が出そうになっちゃった





デートも終盤、となった時に彼はさっき見てた洋服の買い物。と、レジへ。

そんな中りうらはやることもないし、とショッピングモールの中にあったベンチに腰を掛ける。

…その時から嫌な気配は感じ取っていた。


「ねね、おねーさーん」


事の発端はこの人の声掛けだった。

最初は勿論無視した。でもやっぱりりうらだって女の子だもん。男の人の力には敵わなくて思いっきりグイッって掴まれた時。思わず反応しちゃった。

そうしたら無視してたってことがそいつにバレちゃって「無視なんてイケない子」なんて語尾に♡が付きそうなほど気持ち悪く言われた。


赤♀「ぁの…やめてください…!」

赤♀「私…彼氏いますし…そういうことには興味ないというか…」


なんて断るもりうらの断り方がいけなかったみたい。

彼のその気持ち悪い性欲をどんどん刺激するだけであってどんどん悪い方向に進んでいく。

怖くて助けを求めたのに周りの人は助けるどころかこちらを見ようともしてこない。


「彼氏持ちの子を犯せるなんてチョー気味がいいッ…♪」


へへっ…なんてアニメでしか聞いたことのない気味が悪いその声を上げてりうらの腕を思い切り掴んで人気の少ない方へと、ショッピングモールの出口へ連れて行こうとする。

…やだよ、怖いよないくん。


「…『ないくん』?ねぇ、誰その男。」

「うわーこれは本当にイケない子。」


心の中で留めておいたはずのSOSはどうやら口から出てしまったようで目の前のそいつは真顔になる。

それが急に威圧感を増してとても対抗できるとは思えなかった。

足がすくむ、声はガスガスして声が出ない。少し出ていた汗もすっかり冷え切って指先全部が冷たい。

震える、怖い、なにもやりたくない、ないくんのそのあんしんするにおいをかがせて。


桃「……あれ、りうら?」

桃「って、なにやってんの、おにいさん」


なんて駆けつけてくれた彼はりうらだけのヒーローだ。




end

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