晴れた空
眺める私は
ただ哀れ
よく肥えた
奴らはきっと
喰われたよ
穢れた手
隠すように
布を巻く
手を伸ばす
届くはずなく
ただ虚しい
夜の眼が
雨を落として
泣いている
過ぎる今
愛しく思えず
今ひとつ
傷になるなら
それもまた良い
枯れる声
息も詰まった
夏の夜
針で刺される
日頃の疲れ
彼女なら
私を愛して
くれるかな
もしもそうなら
嬉しいのかな
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