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昼休み
”雛野真琴”2年前に海外に引っ越した幼馴染。創立メンバーになるはずだった。俺の“初恋”
屋上
ガチャ(ドアを開ける音)
マイキー「来たけど……えッ?」
そこにいたのは俺のことを呼んだサイドテールの三編みじゃなくて、セミロングのサラサラとした髪を風になびかせる、昔と全く変わらない“雛野真琴“だった。
マイキー「真琴…?」
俺の声に気づいたそいつはくるっとした動作をして振り返る。
真琴「久しぶり。2年ぶりだね。元気にしてた?」
真琴「”マイキー”」
真琴「ちょっと話そうよ。」
ここ一か月間誰からも優しくされなかった俺は真琴の対応に涙が出そうになる。だから
マイキー「……おう…。」
素っ気ない返事しか出来なかった。
真琴「クラスの人から聞いた。秋雲夏帆?をいじめたがなんとか。」
マイキー「………」
真琴「私は君の口から聞きたい。ほんと?」
ホントなわけない。だけど…もう…いいか…
マイキー「…ほんと。」
真琴「…マイキー、かわったね。」
マイキー「?」
真琴「前までは天上天下唯我独尊男マイキーですっ!みたいな感じだったのに。」
真琴「それに……いや…やっぱなんでもない。」
真琴「もうすぐ予鈴なるし、教室戻ろっか。後でまた話そ。」
マイキー「うん…。」
かわったのは
”お前も”じゃねぇか真琴。