どうも無花果です。ポッキーの日が書きたくて戻ってきました。
なんかノベル機能追加されてますね。落ち着かん。
⚠️⚠️
アニメ未登場キャラが出ます。
ドスゴー
「ドスくーん!!」
ぼくを呼ぶ声がする。ぼくを*ドスくん*と呼ぶのは一人しかいない。
そう、ゴーゴリだ。
「さぁここでクイズ!今日は何の日でしょう!?」
またクイズか、と思いつつ。今日は11月11日だ。
「ポッキーの日、ですか?」
「う~ん正解!半分正解!」
半分…?他に何かあっただろうか。…あ
「ぼくの誕生日…?」
「ピンポンピンポン!大正解~!」
確かに今日はぼくの誕生日だが、彼に教えたことはあっただろうか。
「ということでプレゼント!プレゼントはこれ!ポッキー!」
…は?
「ポッキーゲームしよう!」
……は?
「すみません。理解できませんでした。ロシア語でお願いします。」
「も~!わかってるでしょ!?ポッキーゲーム!!」
彼__ゴーゴリは一度言ったら止まらない。まぁ一回で終わるだろう。
「…わかりました」
そういうとゴーゴリはポッキーの袋を開け、一本取り出して咥えた。
「ん~ん~んん!(ドスくんも咥えて!)」
ぱく、と咥える。意外と顔が近い。
ゴーゴリはポッキーを食べ始める。一回一回、もぐもぐもぐと大事そうに食べている。
ぼくも同じように食べ進める。
いつ終わるんだろうか。
たしかどちらかが唇を離したら負けだったか。
ゴーゴリはどんどんポッキーを食べ進めている。
もうぼくらの距離は1センチもないんじゃないだろうか。
まぁいいか。
ちゅ、と音を立てて唇が触れる。
唇を離したらゴーゴリが赤面していた。
それはもう林檎みたいに。
「ドスくんなら途中でポッキー折ると思ってたのに…」
まるで 初めてキスされた、というような反応だ。
「ぼくはどんなゲームでも負けません」
「この場合どちらが負けなんですか?」
「…?引き分け?」
「なら…勝負がつくまでやります?」
「…やる」
「このポッキー全部使っちゃいましょう」
「それは無理!」
〈了〉
おまけ
「またぼくの勝ちですね」
「もう無理…」
「まだポッキーはこんなに残っていますよ」
「悪魔だぁぁぁ!!…」
コメント
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ありがとうございまあぁぁぁぁァァァァァァァ………(昇天)
最高ッスうへへ