コメント
5件
おいモブ、語ろうぜ☆
聞いてない事が多すぎる、、! でもコクン?は可愛い
ーーー次の日ーーー
赤「桃くんおはよ!」
桃「……おはよ」
赤「迎えに来たよ!あと制服来てるって、着替えないとね」
桃「あぁ…」
赤「桃くんってお昼お弁当?」
桃「………弁当だけど」
赤「分かった!みんなに伝えておくね。お弁当かーいいなぁ、俺はパンなんだよね」
桃「……………」
貴族なのにパンかよ……
赤「あっ!知ってる?学食に生徒会の人達が食べるスペースがあるって」
桃「………」
赤「あそこ行ったことないんだよねぇ…でも行きたくないよね。みんなに見られそうで、仕切りとか見えないようにしてあるのかなぁ?今日行ってみる?」
桃「……………」
赤「ねぇー無視しないでよ〜」
桃「俺言ったよね?最低限のことしか話さないでって」
赤「えー?これも最低限でしょ?生徒会関係の話だし。てかみんな最低限の話以上に話しかけてくると思うから返事した方がいいよw」
桃「…………」
めんどくさい…
赤「返事しない方がめんどくさくなるからね」
桃「……はぁ」
なんでこんなんになるんだろ……
赤「着いた、生徒会室行こ」
桃「ん…」
ーーー生徒会室ーーー
紫「おはよう、桃くん」
青「おはー」
黄「おはようございます」
橙「おはようさん」
桃「おはよ…」
橙「元気ないなぁー?」
桃「………」
お前らのせいだよ…
青「これ、新しい制服」
黄「あと今日、桃くんが姫になった事を集会で言いますので、壇上に上がってもらいます」
桃「聞いてないんだけど…」
紫「上がるだけで大丈夫、何も言わなくていいから」
桃「はぁ……」
赤「朝からため息ばっかり!幸せ逃げちゃうぞ」
桃「……………」
俺に幸せなんて来ねぇよ…
青「早く着替えちゃいなよ」
桃「ん…」(着替える)
紫「おぉ!似合ってるね!」
橙「かっこいいやん!」
赤「可愛いっ!」
黄「どっちですかw」
橙「かっこかわいいやんね」
桃「………」
紫「色とか嫌だった?ピンクのセーターとか、髪の色とかピンクだったから好きかなと思ってピンクにしたんだ」
桃「別に…大丈夫」
紫「良かった…あとはバッチをつけるだけ」
青「つけてあげる」(つける)
桃「………ありがとう」
青「よしっ…」
桃「……形違う」
橙「姫やからな、俺たちは冠だけど、姫はティアラっぽくなっとるんよ」
桃「へぇ…」
変なとこに凝ってんな…てかちょっとブカブカ…
黄「ちょっと大きすぎましたかね?」
赤「可愛いからいいじゃん!」
桃「………大丈夫」
傷隠せるし…
紫「よしっ、集会行こうか」
ーーー体育館ーーー
紫「これから全校集会を始めます。」
橙「今日は報告があります。」
紫「この学園に姫が誕生しました。桜庭桃さんです」
桃「………」(出ていく)
キャー!!!!
モブ女「姫だわ!」
モブ女「可愛いわ!服がブカブカしてる!」
モブ「おぉ…男でも姫って感じするな」
モブ「かわえぇ…」
橙「静粛に」
紫「これから騎士による誓いを行う」
桃「……!?」
何それっ!また聞いてないんだけど!?
紫「我々騎士は」(順番に跪く」
橙「姫を守り」
青「姫を幸せにし」
赤「姫に光を見せ」
黄「姫に忠義を尽くします。」
紫「我々の手を受け取ってくれますか?」
(桃に手を差し出す)
桃「………」
何これ……どうすればいいの
黄「頷いてください…」ボソ
桃「………………コクン?」
キャー!キャー!
モブ女「姫様最高です!」
モブ女「あぁ、これからあの人達のお戯れを見れるなんて幸せっ……」
モブ「俺も騎士になりてぇ」
モブ「俺も!あの姫を守りたいって思っちまった」
モブ「可愛すぎだろ……なんだよコクン?って」
紫「ありがとうございます。姫」
橙「これにて全校集会を閉める。各教室に戻ってください」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!