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そう言えば、聖徳太子がバリバリの武闘派だったことはあまり知られてないですよね? 当時の天○家は元気だったんですよ~w

仏教が日本に入って来たのが538年と言われていて、聖徳太子のおじいちゃんの時代なんですわ。

聖徳太子は幼い頃から仏典(お経)を手に取って読める環境にあったし、伝説では7歳のころまでに日本に入ってきていたお経の全てを読みつくした……と言われている(大天才か!)。なのでめちゃくちゃな「仏教推し」の皇子だったわけですね。

でも日本にはもともと「神道」があった。アマテラス大神を中心とする自然神崇拝の多神教の宗教。その中心に居たのが、物部(もののべ)氏。だから物部氏としては、仏教が広がることをあまりよく思ってなかったわけ。

そこで、神道派の物部氏VS仏教派の蘇我(そが)氏・聖徳太子が宗教戦争することになっちゃうんだな。

このとき、聖徳太子も自ら馬に乗って武器を持って戦った。

ただ、物部氏は当時「刑罰、警察、軍事、呪術、氏姓などの職務を担当」してた。「軍事」ってことは、今でいう軍人だ。だから強いこと強いこと。なかなか聖徳太子側は勝てない。

そこで聖徳太子はある作戦を立てる。それが、『童子』の格好をして戦う、という戦法。これは、子供の『鬼』としての力を借りるためだったのです。人間以上の、制御できない力を持つモノは『神』であり『鬼』でもあったと信じられていたということですね。

ちなみにこの時、聖徳太子は大好きな「仏様」にも願をかけます。

「この戦いに勝てたら、立派なお寺を建てます。だからどうか勝たせてください」と。

そうしたところ、見事に物部氏を打ち破ることができ、その後に建てたのが、現在大阪の天王寺区にある「四天王寺」。日本初の官立(国立の)仏教寺院なのです。

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