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◽︎『なあ、飯食おや』
▪︎『…、一人で食べる、』
◽︎『…なあ、舌に煙草付けた日から冷たくない?』
◽︎『お兄さん悲しいわぁ…』
▪︎『…そう。』
◽︎『…』
ばちんっ!!
▪︎『った…ッいた…っ、いたい…っ、』
◽︎『…ごめんな、俺君の事好きやねん。やから悲しいんよ。』
◽︎『お兄さん言うたよな?逆らったりする度傷増えてく言うたよな。』
◽︎『なんに守れんかった君が悪いやろ。』
◽︎『これで…2、3回目か?』
◽︎『5回目に四肢切断な。覚えときや』
…かわいい。
自分でも分からない。
今までの恋人全員、愛が重いって言うて振られた
…何がいけないん
それだけ愛しとうって事やろ
それなんに…
意味分からん、何がいけないん
何がおかしいん?
好きすぎて、殺しそうになった事があった
愛が重いって、逃げられそうになって、離したくなくて、離れて欲しくなくて
つい、首を絞めた。
死にそうだった。気絶してた。
でも、それは逃げようとしたあいつが悪いから。
自分に言い聞かせた。
でも、もう別れよ、って。
自分でも別れた方がいいと思った
やりすぎたから。
その方が相手の為であり、自分の為であると
そう思ったから。
そんな惨めで、情けない自分を自分の心に閉じ込めた。
◽︎『…なあ、俺のこと…すき?』
▪︎『…、うん。』
◽︎『…え、ほんま?』
▪︎『…うん』
◽︎(俺のことが嫌いな相手が好きって時もあったけど…これもええなぁ…❤︎)