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えっと…転校生が初めてって言った?この人。
この学園どんだけレベル高えんだよ。
??「翔太ーふっかいるー?…って隣のクラスの転校生じゃん」
え?隣のクラスの人?てことは同級生か…ん?
??「ごめん、自己紹介してなかったね。俺隣のクラスの宮舘涼太。翔太とは幼馴染なんだ。」
あー理解。そりゃ、呼び捨てだしタメ口だよね。宮舘さんね…。
佐久間「あー舘いた!!お前先生が呼んでたぞ」
宮舘「えー?めんどくさ…チラッ」
渡辺「ごめんけど、俺ついていけないわw」
宮舘「ならしょうがない。」視線で会話してた、よね。なに尊いんだが。
深澤「あ、佐久間ー先生に聞いた?阿部くんどうするか」
佐久間「えーっと俺と同じ部屋っすね!(^^)」
…は?佐久間くん、だったよな?このうるさい人と同じなの?
深澤「部屋であんまりうるさくなりすぎないようになー」
佐久間「そりゃあもちろんっすよ!」
渡辺「ほんとかー?w なんかうるさくなりそうだけどなw」
佐久間「な、失礼ですよ!先輩!」
…いや、もうすでにうるさい。
深澤「ほら阿部くんがうるさいって表情で訴えてんぞw」
佐久間「え!?あ、ごめん」
阿部「…別に」
渡辺「意外と阿部くんて、おもしろいかもw」
“おもしろい” なんて言葉、人生で一度も言われたことがない。
気がつけば、俺は涙を流していた。
渡辺「え、もしかして嫌だった?」
佐久間「大丈夫?」
阿部「おもしろいなんて、誰かに言われたの初めてで…。嬉しくて、つい…。」
渡辺「…あーそういうこと。てかマジで焦ったわw」
深澤「急に泣いたからねw」
佐久間「あ、阿部くん!俺等の部屋案内するね!」
阿部「ありがとニコッ」
これからの生活が楽しみになった日だった。
20XX年4月8日 水曜日