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こんにちは、主です。
最近は少しずつですが、フォロワー様も増えてきて嬉しい限りです。本当にありがとうございます。
注意書き
BL注意
赤安
キャラ崩壊注意
口調崩壊
誤字注意
何でもいい人向け
いつもよりぼんやりしながら書いていたので文章がおかしいです。
それでもいい人はどうぞ
気づいたらもう後ろには誰も居なかった。
僕はずっと前を向いて生きてきた。
ずっと前を向いていたから、後ろのことなんか見てない。
皆居なくなってしまったから、もう後ろを見るのはもうやめにした。
でも、ふとした瞬間に寂しくなる。あぁ、もう後ろには誰もいない、とね。
誰でもいいから、僕の元へ来てほしかった。でもその夢はもう叶わない。
僕は一人の男を憎んでいた。赤井秀一だ。赤井は僕よりも優れていて、それに優しさも兼ね備えている。わかっていた、分かっていたのに。赤井を憎んでいないと僕は立って居られなかった。それが何とも惨めで、馬鹿馬鹿しい気持ちになっていた。
でも、赤井はそんな僕のことを許してくれて、隣に立ってくれた。それが新鮮で、心が暖かくなるような感じだった。いつも、皆後ろにいる。付いてきてくれているから、感謝でしかなかったが、僕は心の奥底に寂しさを持っていた。みんなと同じところに行きたかっただけなのに。
赤井は前に行くことも、後ろに付いてきてくれることもせずに、隣に居てくれた。そこにあるのは憎しみや嫌悪などではなく、好き。という感情だけだった。
僕はその心を赤井に言える立場はもち合わせていない。墓場まで持っていこうと思った。
ある日、赤井から呼び出され、一緒に宅のみしないか、と言われ、もちろん、OKといった。僕にとっては赤井と一緒に居られることが、嬉しかった。他愛もない話をしている最中に赤井が真剣な目でこちらを見つめてきた。いきなり降谷君と呼ばれ、なにか悪い事言ったかな。なんて思ってしまった。
赤井が口を開いて言ったのが
「好きだ。」
その三文字だけだった。僕はポロポロと泣き出してしまった。赤井に沢山謝られた。赤井は悪くない。と言ったが泣いているからか、無理していると思われていたらしい。申し訳ない。泣き終わり、落ち着いたころに僕は
「僕も、貴方のことが好きです。」
と頬を染めて言った。赤井はそう言われると思っていなかったから、凄く驚いていた。その顔に僕は思わず、ふふっと笑ってしまった。その笑い声で二人とも笑っていた。そのおかげで雰囲気がよくなり、お互いに
「よろしくお願いします。赤井」
「こちらこそ、よろしく。降谷君」
たまに景光のことを話しながらお酒を飲んだりしていた。とても僕は幸せ者だ。ふと、思ったことがある。
気づいたら隣に赤井が居た。