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登場人物
主人公…本野 玲 24歳 一人称私
孤児院に入社する
兄弟…本野 総助 14歳
(長男はフィリピン、
(次男はブラジル、に主張中…)
第壱頁
鳥の囀ずりに目が覚める
重たい頭を上げ、壁に掛かってある
時計を目を細くし、見つめる
短い針は3を差し、
長い針は4と5の間にある
午前3時25分だ、
仕事の時間は5時30分、
(朝食を食べよう)そう思い
身なりを整え、
食パンをトースターに入れる
総助「ふぁ~…おはよう、お姉ちゃん ~」
玲「おはよう、総助」
末っ子の総助が、
目を擦りながら起きてきた、
総助「そういえば今日
孤児院の入社だっけ?」
玲「そうだよ」
そう、今日は初入社なのだ
総助「お姉ちゃん、子供好きだよね~
だけど何で孤児院なの?
保育士の方が良いのに」
玲「最初は保育士になりたかったけど、
成績が結構良かったから、
孤児院に採用されたんだよ」
と、話している時に
チィン、と音が鳴った
玲「あ、パン焼けた 一緒に食べよう」
と言い、パンに バターを付ける
総助「まぁお姉ちゃんが決めたから
拒否はしないけど、 そこの孤児院
気を付けた方がいいよ」
弟が言った意味を今の私は知らなかった
「ここであっているのかな?」
目の前には柵に囲われた建物
辺りを見渡すと外で子供たちが
わいわいと遊んでいる
可愛いなと見ていると
倉庫から大きい段ボールを持って
出てきた人と目が合った
田中「あ、もしかして、
今日から入社のひと?」
玲「はい、初めまして 本野 玲です。」
田中「玲さんね、僕は田中だよ。
よろしくね」
玲「はい、よろしくお願いします」
田中「院長先生は、院長室にいるから
て、言っても場所しらいよね
案内しようか?」
玲「お願いいたします」
田中「分かった、入って来て良いよ」
田中さんは、 門を開けてくれた
田中「付いて来て」
田中「ここだよ」
扉には(院長室)とメームプレイトに、
書かれている
玲「道案内、ありがとうございます」
田中「まぁ良いよ、それより
院長には気をつけて
怒ったらマジ怖いから、じゃ」
田中さんは、足早にそこを去った
(そんなにも怖いのかな?)
とりあえず扉をノックしようと思ったら
ガチャと扉が開かれ出てきたのは
白くて小さい少年、
多分7~8歳ぐらいの子供と目が合う
白い子供は私を見るなり、
足早にそこを去った
(?何だろう)
院長「君、本野さんであっているか?」
玲「ぁ、はい」
院長「初めまして、
私はここの院長だ よろしく」
玲「よろしくお願いします」
院長「早速だが、このファイルで
子供達を覚えてほしい」
とファイルを渡された
院長「本野さんの部屋は、
山田さんと相部屋だ、 」
玲「ありがとうございます」
玲「そして、今日から
よろしくお願いいたします、
失礼しました」
玲「フゥ~」
ベットに倒れる、
玲「院長先生、
圧が凄すぎてヤバかった~
田中さんの言うとおりマジやばっか~
ハァ~」
院長先生の圧で、どっと疲れ、
ベットに顔を埋める
( まだ夕食の時間じゃないから
ファイルでも読もう)と思い
ファイルを開く
1ページ、1ページ、
丁寧に子供と子供の好きなものが
書かれている
とあるページで指が止まった
【中島 敦 7歳】と
写真に写っている少年は
あの時院長室で、目が合った少年だった
一番驚いたのは
腕にアザがあったことだ
他の子供たちは
擦り傷など軽い怪我だが
この子は違う
殴られた跡なのだ
それにこの跡は小さい時のアザではなく
最近のものだと分かった
分かってしまった
弟が言っていた
[気を付けた方が良い]の意味が
ここは本当に
ヤバい孤児院だと言うことに
【この話を簡単にまとめ】
本能 玲が、孤児院に入社
そして、孤児院の院長先生に
ファイルを渡される
読んでいるうちに
とある少年のページを見つけ
孤児院のヤバいことを知る
次回をお楽しみに