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学校を出たとき、俺の幼馴染の慎太郎を見かけた。
数メートル先を六石高校の制服を着た男と歩いていた。
誰かは知らないが、おそらく友達なのだろう。
俺は2人に追いつこうと足を早めた。
だけど、すぐ足を止めた。
なぜなら、慎太郎とその男が恋人繋ぎをしていたから。
俺は嫌な予感がして、一定の距離を保ちながら
2人の後をつけた。
公園に着いた後、2人はベンチに座った。
その後、慎太郎が男の頬を掴んだかと思うと、
男の頬にある髪を軽く掻き上げて顔を近づけた。
樹「っ、!!」
いつの間にか俺は踵を返していた。
樹「…はぁ」
電車のホームのベンチに座りながらため息をこぼした。
樹「慎太郎が…ありえない。」
慎太郎は俺のことをずっと好きだと言っていた。
慎太郎と、ちょっとした旅行や宿泊だってたくさんした。
そうやって慎太郎に愛情を送ることが、
俺___田中樹にとっての日常だった。
樹「もう、死のうかな、。?」
ぽつりとつぶやいて席を立ったその瞬間、肩に誰かの手が置かれた。
?「だめ、です」
?「死ぬ前に、僕と付き合いませんか」
素早く後ろを振り向くと、そこには綺麗な顔の高校生が立っていた。
そいつは俺が通っている六石高校の制服を着ていた。
樹「…は?」
?「すいません、最初は戸惑いますよね、
ぼく、松村北斗って言います。北斗って
呼んでくれると嬉しいです。」
北「死んじゃダメです。死ぬならぼく、止めますから」
樹「や、そんな簡単に死なないし」
北「じゃあなんで立ったんですか、!
田中くんの家は徒歩で行けるはずです!
そのまま飛び込んで死ぬ気だったんでしょう?」
俺は呆然としながら北斗をみる。
真面目そうな黒髪、整った顔、長い脚。
やっぱり、こんなやつ知らない。
じゃあなんで…
樹「なんで、知ってんの。俺の名前とか、家とか」
北「いつも、同じ道を通ってるからです」
樹「…いつも」
乾いた声で俺は繰り返す。
北「それより、死なないでください。
失恋してる人なんてこの世にたくさんいます。
1人に振られたくらいで落ち込んでちゃダメですよ!
だから俺と付き合いましょう!ね!」
北「そうすれば失恋の悲しさがちょっとは消えるかもしれません」
樹「失恋…なんで知ってんの?もしかしてつけてた?」
北「はい!」
樹「はぁ…」
樹「取り敢えず、家上がっていいから帰らせて」
北「はい!」
to be continued…
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「死ぬ前に」すたぁとしました
楽しんでねぇ!