テラーノベル
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鈴木の声が、喘ぎに変わっていく。桐山は、その声に更に煽られた。
彼は鈴木の耳元で、甘く、そして意地悪な声で囁いた。
「…なぁ、鈴木ちゃん。後ろ使うの初めて?」
鈴木の体が、大きく跳ねた。
顔を真っ赤にして、桐山から視線を逸らそうとする。
「ち、違います…っ。ぃいから”ッはやく、やめてっ…」
その抵抗が嘘だと分かっている桐山は、更に笑みを深くした。鈴木が何を言おうと、この窄まりの窮屈さが、処女であることを完全に物語っている。
「嘘つかないでよ、鈴木ちゃん?」
桐山はそう言って、自分の指を鈴木の孔へとゆっくりと押し入れた。鈴木の身体が大きく震える。
「っ…!ひ、ぁ”…!あぅ…っ…」
鈴木から、小さな悲鳴のような喘ぎ声が漏れた。
孔は想像以上に固く、桐山の指を押し返そうとする。その抵抗が、桐山にはたまらなく愛おしかった。
桐山は、無理矢理指をもう一本、そしてもう一本と、ゆっくりと増やしていく。
鈴木の身体は、痛みと快感の狭間で、大きく揺れていた。
「…はっあ、ぁ、や…っ…やめて…桐山さ、っ…」
鈴木の声は、既に何を言っているのか分からない。
桐山は、鈴木の髪を優しく撫でる。その指先は、さっきまでとは比べ物にならないほど、優しかった。
だが、その優しさは、鈴木をさらに絶望の淵へと突き落とす。
「大丈夫、鈴木ちゃん。ちゃんと気持ちよくしてあげるから」
桐山はそう言って、ゆっくりと指を奥へと動かす。
鈴木は、更なる痛みと快感で意識が遠のいていく。目の前で、タブレットに映る「#真相をお話しします」のチャンネルが、ぼやけて見えた。
桐山は、指を動かしながら、鈴木の耳元で囁き続けた。
「ねぇ鈴木ちゃん…本当はこういうの、好きなんでしょ?」
やがて、鈴木の身体は、桐山の指の動きに合わせて自然と動くようになっていた。
その様子に、桐山は満足そうに笑みを浮かべる。
「…ははっ、腰動いてる笑」
桐山はそう言って、ゆっくりと指を抜き取った。
鈴木の身体に、ひんやりとした空気が触れ、彼はハッと息を呑んだ。
桐山は、自分のものを鈴木の中へゆっくりと押し当てた。
「ッ……!いや…っ”、っ…だめ、…!」
鈴木の声はか細く、悲鳴のようだった。
しかし桐山は、その声に構わず、一気にその全てを鈴木の奥へと突き進ませた。
「っ…あああ…っ!うぅ…っ…」
鈴木の、悲鳴のような声が、静かな警備室に響き渡る。
穴は、まだ固く、桐山を拒絶しようとする。
だが、桐山は、その抵抗を、力でねじ伏せた。
鈴木は、桐山に自分の全てを支配されていく感覚に、絶望していた。
桐山は、ゆっくりと腰を揺らし始める。
最初はぎこちなかった動きが、次第に確実なリズムを刻んでいく。
鈴木の体が、桐山の動きに合わせて、大きく揺れる。
痛みは、やがて、快感へと変わっていった。
「…はぁ…っ…ふ…っ…桐山…さん…っ…」
鈴木の声が、喘ぎに変わっていく。彼の目から、涙がこぼれ落ちる。
その涙は、痛みからくるものではない。
自分の体が、桐山の快感に従っていることへの、絶望の涙だった。
桐山は、鈴木の涙を指で拭い、彼の頬にキスをした。
「…な?言っただろ?気持ちいいって…」
その言葉に、鈴木は、何も答えられなかった。
桐山は、鈴木の奥を、激しく突き上げ続ける。
もう、抵抗する力もない。
桐山の動きが、速く、そして激しくなっていく。
「…っ!…はぁ…っ…ぅ…っ…」
鈴木の喘ぎ声が、より切実なものに変わる。
桐山は、鈴木の髪を優しく撫でながら、耳元で囁いた。
「…鈴木ちゃん、お前最高だよ…」
その言葉は、鈴木の心を深く抉った。そして、桐山は鈴木の奥で、熱いものを放出した。
「…ッ、ひっ…!あ゛…っ…ぁあ゛…!」
鈴木の悲鳴にも似た絶叫が、静かな警備室に響き渡る。
彼は、桐山が中に放出したという事実に、絶望のあまり、体を激しく痙攣させた。
その感覚は、鈴木にとって、屈辱以外の何物でもなかった。
彼は、完全に、桐山のものになった。桐山は、鈴木の上に、崩れ落ちた。
二人の荒い息遣いだけが、静かな警備室に響き渡る。
鈴木は、力尽きてテーブルに横たわり、目から涙を流し続けていた。
その涙は、痛みや絶望だけでなく、自分の身体が汚されてしまったという喪失の涙だった。
しかし桐山の欲望は、まだ尽きていなかった。彼は、ゆっくりと鈴木の体から離れると、鈴木の体を抱き上げ、向きを変えた。
「まだ、終わりじゃないよね、鈴木ちゃん」
桐山は、鈴木の耳元で囁き、彼の体を壁へと押し付けた。
今度は、背後から更に深く、そして激しく突き進む。
「っ、ぅ…や…っ、!だめっ…、ひ゛…」
鈴木の声が、喘ぎに変わっていく。
彼は、抵抗しようと、壁に手をつくが、桐山の力には敵わなかった。
桐山は、鈴木の首筋にキスを落としながら、さらに激しく腰を動かす。
その動きは、先ほどよりも、はるかに野蛮で、暴力的だった。
彼は、抵抗しようと、必死に言葉を紡ぐ。
「…お願いです…っ…やめて…っ…」
だが、その言葉は、桐山の耳には届かなかった。
桐山は、鈴木の髪を強く掴み、彼の頭を壁に押し付ける。
「うるさいよ笑」
桐山は、そう言って更に腰を激しく動かした。
その動きは、鈴木の体の奥を、容赦なく突き上げる。彼の身体はもう、桐山の快感に従うしかなかった。
「…、っあ…あぁ…、……ふ…っ、う”ぅ?」
「…っ!、…はっ、ぁ”……っ…………!!」
「…ぁあ゛っ…!ひっ…!ぐぅ…っ…」
鈴木は、再び中で精液を受け止め、同時に絶頂を迎えてしまう。
「……、ん、ッ…」
桐山は、射精を終えると、すぐに鈴木の中から自分のものを抜き取った。
ぶちゅ、お厭らしい水音が響き、鈴木はその音に、さらに屈辱を感じた。
桐山は、ぐったりと壁にもたれかかっている鈴木をその場に放ったまま、彼から離れる。
そして、床に落ちた缶ビールを拾い上げると、何事もなかったかのように、それを一口飲んだ。
鈴木は壁にもたれたまま、ぐったりと項垂れる。目からは、とめどなく涙が流れ落ち、下半身からは、桐山が放出したものが汚い液体となって、太ももを伝っていく。
その冷たい感触が、鈴木の心を、さらに深く抉った。
屈辱と絶望。
桐山に、自分の全てを奪われた。
なのに、鈴木の身体は嘘をつけなかった。
今までの人生で感じたことのない、強烈な快感が、まだ、体の奥に残っている。
この絶望的な状況で何故か、もう一度桐山に抱かれたいと思ってしまう。
その醜い、歪んだ衝動に、鈴木は自分自身に心底絶望した。
桐山は、缶ビールを飲み干すと、それをゴミ箱に投げ入れた。
コメント
2件
強引な桐山さん大好き。 最初は嫌がってたのに、段々受け入れていっちゃう鈴木ちゃん大大好き。 この作品大大大好き。
ここのカップリングもシチュエーションも大好物すぎる