【 五条side 】
硝子「へぇーお兄さん見つかったんだ。よかったじゃん。」
時透「うん!」
現在、任務から帰ってきて教室で駄弁っている。
アイツは野望(済)のことについても傑と硝子に言っていた。
夏油「それにしても、、宵と、暁か、、」
時透「生まれた時間帯で名付けてるの!」
時透「ちなみに、パピーは真昼に生まれたから真昼(マヒル)。マミーは満月の夜に生まれたから瑠奈(ルナ)」
五条「嘘だろ、、ハゲなのに、、真昼だと、!?」
夏油「ルナ、、月の女神か。」
硝子「へーかっけぇじゃん。」
真昼、????やけに可愛い名前だな??
硝子「そういえば宵は呪術師、どうするの?」
硝子「さっき聞いた話によれば、お兄さんを探すために呪術師になったんでしょ?」
硝子「野望を叶えた今はどうするの?」
時透「あ、確かに。」
時透「全然考えてなかった…」
流れる沈黙を破ったのは
扉が開いた乾いた音だった。
夜蛾「宵!いつも言ってるが報告書!忘れるな」
時透「あ!そーだった!ちょっと行ってくる!!」
夏油「あ、うん。」
硝子「行ってらー」
硝子「宵どうするんだろ」
夏油「辞めさせられそうじゃないかい?」
硝子「宵が居なくなったら寂しくなるな…」
五条「………」
五条「あ、俺も報告書出し忘れてたわ。ちょっくら行ってくる」
硝子「おー。いってらー」
夏油「……悟、なんか焦ってたね」
硝子「え、どこが?」
夏油「報告書はさっき提出してたよ」
硝子「え、」
夏油「宵が自分の側から離れると思って焦っているんだろうね。」
夏油「宵が呪術師辞めても2人は許嫁だし、嫌でも一緒にいないといけないのにね。」
硝子「必死かよ」
夏油「あぁ。悟は宵のことになると必死さ。」
五条「おい」
俺が声を掛けたら、前を歩く俺と正反対の黒髪が振り返った。
時透「?、お前も報告書出し忘れたの?ダセー」
五条「ブーメランだからなそれ。」
五条「お前、呪術師辞めるなよ」
なんとなく、引き留めておきたかった。
多分、認めたくはないが、喧嘩の日々が心地よかったからだろう。
時透「辞めないよ。辞めたらお前ん家に早々に嫁ぐ事になるじゃない。」
時透「私は少しでも反抗するつもり。」
五条「…あーそうかよ。」
五条「呪術師は年中人手不足だからな。お前みたいな雑魚でも俺の昼寝時間の確保にはなるだろ」
時透「お前ホントヤな奴だよな。」
五条「とにかくあれだ、お前は俺の隣にいとけ。」
時透「お前の隣にいたら干からびて死ぬ」
五条「お前、ホントヤな奴だよな💢」
拝啓 “ 俺の昼寝時間確保用員 ” の君へ
俺は多分、
この日初めて
君に呪いをかけました。
コメント
7件
私にも呪いをかけて(((((
悟、早く時透ちゃんのこと好きだと早く気づいて欲しい、、、、!!続き楽しみにしてます♡
字が斜めっているような気がする、、勘違いですかね?