テラーノベル
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『可愛いね〜』
『よし。うちの子にしよう!』
暖かい声
ぼくのかいぬしさん
もう
『…もう要らねえな。』
顔も覚えてないけど
「…?にゃ…」
?あれ、ここどこだろ
ゴミ箱?変な匂い…
「…みゃ?」
かいぬしさん?
おさんぽかな…?
探しに行かなきゃ
かいぬしさん、迷子になっちゃう
汚くて狭い所を通った
「─でさ〜」
あ、にんげんさん?
かいぬしさんと同じ髪型だ
かいぬしさんの場所わかるかな?
「…?あ?なんだお前」
「っ、み…」
こっち見てくれた
「って、猫人?マジか…」
?ねこじん?
なにそれ
ぼくの事かな?
「なあお前ら!猫人だぞ!」
「あ?猫人?高く売れるじゃねえか」
?うる…?
なんかこわい
「おい、大人しくしてろよ」
こわい
かいぬしさんと声が違う
暖かくない
「どれで捕まえんだよ」
「これでいいだろ」
袋…?
「っ、おい!逃げんじゃねえ!」
体が勝手に走り出してて
自分でもびっくりな速さだった
ただ、捕まりたくない
「そっちに逃げたぞ!追え!」
曲がり角
見失ってくれるかな?
ドンッ
「っ、うにゃっ…!?」
「わっ、大丈夫?ごめ…」
顔を上げたらすっごい背が高い人
か、壁…?
「…猫人?」
?さっきの人もそれ言ってた…
「みゅ…?」
「おい!どこいったアイツ!」
「っ、あー…なるほどね。こっち来て」
手を引かれて
あれ、ぼくなんでこの人の手握り返してるんだろ
さっきの怖い人と同じ感じなのに
わかんないけど
この人は信じていい気がした
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みどりいろwith友!!
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