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コメント
6件
いいね!小説上手いよね!
続き待ってます( *´꒳`* )
皆さんこんにちは!
今回は太陽くんが女体化の薬を飲んで任務に行くお話を書きます!
凶太結婚済、初ノベルなのでちょっと変なところがあるかも…地雷さんは回れ右よろしくお願い致します!ソレデハドウゾッ
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ある日のこと
太陽宛にとある任務が依頼されていた。
その内容は…↓
こんにちは、夜桜太陽様。あなたの実力を見越して是非依頼させていただきたい任務がございます。○○都市の××ホテルであるパーティに参加して頂き、とある極秘資料を入手していただきたいのです。方法は、その極秘資料を現在所持している△△会社の✕〇社長に気に入られてもらう必要があり、そのために女になってパーティに潜入していただきます。そして、社長をあなたの武器・八重で気絶させ、机にあると思われるPCにこの手紙に付属しているUSBを差し込み、データをダウンロードし、ホテルの入口にいる私に渡せば任務完了です。少々不愉快になられるかもしれませんが…来なかったら夜桜家に何が起こるか分かりませんよ?
太「…なんだこれ」
突然来た脅迫文のようなこの依頼。極秘資料はわかるけど…女になれとか、意味が分からない。第一俺は男だし、どんな風に女になればいいのかもよく分からない。断りたいけど…夜桜家に何が起こるか分かりませんよ?って…多分みんなに言ってもどうにもならないだろうな。そう考えていたら、俺の頭には行くという選択肢しか残されていなかった。
後日、覚悟を決めた俺は女になれる薬を貰うために七悪の部屋へと訪れていた。
七「女になる薬?あるけど…どうしたの?急に」
太「ちょっと…任務の関係でな」
七「ふぅん…まぁいいや、はいどうぞ。4時間ぐらいで元に戻るから気を付けてね」
太「ああ、ありがとう七悪!」
数時間後…ついに任務時間だ。男子トイレで薬を飲み、受付に行く。
依頼した人物「…太陽様ですね、承りました。どうぞ、お気を付けて」
太(女)「はい、ありがとうございます!」
随分と人がいる。手紙を出し、社長の特徴を見返す。
・低身長
・痩せている
・容姿端麗だが、性格はクソ
・顔はそこまで整っていない。いわゆるフツメン
・女好きで、常に横に女がいる
・所作の綺麗な女が好みなので、近くで行儀よくしていれば話しかけられる。女好きのフツメンのクソ。
…なんかボロクソに言われてるなぁ、余程恨みがあるんだろうか。そんな呑気なことを思いながら、社長を探すこと数分…意外と早く見つかったみたいだ。近くにより、行儀よく人と接していると、ついにその時がやってきた。
社「行儀がいいねぇ、君の名前は?」
太(女)「えっと、日野陽菜…です」
予め考えていた偽名を話す。すると、その社長はまるで気に入ったかのように俺の腰に手を回してきた。正直言ってくそキモイ。依頼主の言い様にも理解出来る程。
社「ねぇ、ちょっと僕の部屋で飲み直さない?」
やっぱり言ってきた…言いたくないけど、任務のためには仕方ない,,,と思い、俺は重い口を開いて言った。
太(女)「いいですね!案内をお願いしてもいいですか?」
社「よし、いいよ!」
即答じゃん…やっぱ体狙いか?と思いつつ、大人しく着いていく。扉の前につき、ガチャっと社長が戸を開く。
依頼主のとおり、目の前にある机の上にはお酒とPCが置かれていた。
少しお酒を飲んだ後、突然ベッドに押し倒された。
社「お酒も回ってきたしさぁ…ちょっといいことしようよ♡」
フニ、と胸を触ってくる。
太(女)「ん、ピク」
思わず少し反応してしまった。めっちゃくちゃキモイ。不愉快な思いってこういうことかよ…と思った。引き続き俺の太ももに手を伸ばしてきた。きめぇ。けど、作戦通りっちゃ作戦通りなので、懐にしまっている八重を取り出そうとした時…
突然大きな音を立てて扉が開き、ビュオッと風が来る。社長は気絶していた。驚いて扉の方を見ると、旦那の凶一郎と義姉の二刃がたっていた。2人とも顔が凄い怖い。余程怒っているのか、と思いつつ、コツコツと聞きなれた革靴の音が部屋に響いた。
凶「どこを触られた」
太(女)「っえ」
凶「答えろ」
めっっちゃ怖い…すんごく怖い。俺が黙りこくっていると、ゴンッという音が響いた。
二「気持ちは分かるけど怖がらせんじゃないよ、助けに来たのに」
二「大丈夫かい?太陽」
太(女)「い、一応…ありがとうございマス」
二「んで、同じ質問だけど…どこを触られたんだい?」
凶「そうだそうだ!クワッ」
二「あんたは黙りな」
太(女)「えっと…胸と太もも、ですかね」
太(女)「ウルサッ」
二「はぁ…あんたって子は、!!」
凶「それを早く言え」
太(女)「でも…胸と太ももぐらい減るもんじゃな」
凶&二「そういう問題じゃない!!」
二「とにかく、帰るよ!」
太(女)「えっ、ちょっとここ5階…!?」
そう言いかけた時、凶一郎さんが俺を抱えて二刃姉さんと一緒に窓から飛び降りていた。まぁ、もう慣れちゃったけど…
ガチャ、と家の扉が開く。社の部屋にいたときにはもう着替えていたため、ただのシャツを着た女の子になっていた。家に着いた時、ほかの兄妹たちも驚いていた。
二刃姉さんと凶一郎さんが事情説明をした後、みんなにこっぴどく叱られた…(;´д`)トホホ
この後、あとから来たヒナギクのみんなや灰さん達にも叱られた後、凶一郎さんにお仕置されたのはまた別のお話。