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こんにちは楓愛です!
別作一つだけ非公開にさせてもらいました
続けようにも続けれない状態だったので💦
今はスランプ気味ですけど私の作品を見てくれている方のために私は作品を進めていきたいと思ってます
毎度下手な作品なのに見てくださって本当にありがとうございます😭
今回はlrが幼馴染と付き合うお話です
もちろんlrの幼馴染はakです
同期は幼馴染に1番いいと思ったのでね✨
では早速本編の方どうぞ!
幼馴染に片思い中
第1話「隣の家のあいつ」
スタート
「」lr
『』ak
⚠️この作品はご本人様に一切関係ありません⚠️
ローレン・イロアスの朝は、だいたい決まった光景から始まる。
カーテンを開けて窓を開ければ、すぐ隣の窓からアクシアが顔を出すのだ。
『おはよ、ローレン』
「……まだ眠い」
ぶっきらぼうに返しながらも、口元だけは少し緩む。
アクシアとは物心ついた頃からの付き合いだ。互いの家は塀を挟んですぐ隣。幼稚園、小学校、中学校、そして高校までずっと同じ道を歩いてきた。
近すぎて、友達というより兄弟に近い――はずだった。
『ほら、今日も遅刻すんぞ。早く来い』
アクシアが伸ばした手が、柵越しにローレンの髪をくしゃりと撫でる。
「……ガキ扱いすんな」
『ガキだったろ、昔は』
『昔な』
軽口を叩き合いながら、制服のポケットに手を突っ込む。
高校二年になってから、アクシアの背はさらに伸び、肩幅も広がった。声は低く、仕草も少し大人びてきた。
隣に立つと、自分が見上げる形になるのが妙に悔しい。
それでも昔と変わらず、こうやってアクシアはローレンの時間に当然のように入り込んでくる。
家を出てから学校までの道は、二人にとって小さい頃からのホームグラウンドだ。
夏は蝉の声、冬は吐く息が白くなる坂道。くだらない話を交わしながら、他の誰とも歩いたことのないルートを進む。
『なあ、体育祭のリレー、またお前アンカーやるんだって?』
「ああ。……お前は?」
『俺は騎馬戦。ぶっ倒してやる』
「物騒だな」
そんな他愛ない会話なのに、ふとした瞬間――
横を歩くアクシアの横顔が、やけに大人びて見えることがある。
陽射しのせいか、背の高さのせいか、理由はわからない。
「……なに見てんだよ」
『別に』
「ふーん」
軽く流されたはずなのに、心臓がわずかに早く打つ。
ただの幼馴染なのに。 最近、妙に意識してしまう。
その感情が何なのかは、まだわからない。
わかりたくない気もする。
けれど、そんなローレンの変化を――アクシアもまた、気付いているような気がした。
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第1話をご覧いただきありがとうございます
これから少しずつこの作品を勧めて行けたらなと思っています
幼馴染系大好きなので書くことが出来てとても嬉しいなと思ってます😊
次回
第2話「お前は俺の隣」