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さめさん
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#ごーやちゃんぷるは今日も元気
ごーや
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# 『絶対、私に惚れさせます!』
yana|学園パロ|ラブコメ|両片想い|1話完結|リクエスト|リク募集中
⚠地雷彡↪
### 𝑁𝑎 𝑠𝑖𝑑𝑒
この学校には、ちょっとした有名人がいる。
それは――私。
……なんて言ったら、自意識過剰だと思われるかもしれない。
でも、実際そうなのだから仕方がない。
男子から告白された回数は、両手じゃ数えきれないし、廊下を歩けば必ず誰かに声をかけられる。
na「おはようございますっ!」
男子「na彡! おはよう!」
男子「今日もかわいいね!」
na「ふふ、ありがとうございます!」
こんな会話も、もう日常茶飯事。
……なのに。
そんな私に、まったく興味を示さない男子が一人だけいる。
na「yan裙っ!」
yan「んー?」
na「おはようございます!」
yan「おはよ」
……それだけ。
彼はスマホから目を離すことなく、適当に返事をした。
na「……今日、髪型変えたんですよ?」
yan「へー」
na「……へー、だけですか?」
yan「え、なんて言ってほしいの?」
na「っ……!」
なんなんですか、この人!!
普通だったら、かわいいとか、似合ってるとか、何かあるでしょう!?
na「……yan裙って、女の子に興味ないんですか?」
yan「いや、あるけど」
na「じゃあ、私のことは?」
yan「……na彡?」
na「はい!」
yan「……クラスメイト?」
na「…………」
クラスメイト。
クラスメイト!?
et「っ、あはははっ!!」
隣で聞いていたえとさんが、机に突っ伏して笑い始めた。
na「et彡!!」
et「ご、ごめんww だって、na彡がそんな反応するの初めて見たww」
na「もうっ!」
私は、もう一度yan裙を見た。
彼は何事もなかったかのように、jpp彡と話している。
……決めました。
na(絶対に……)
na(この人を、私の虜にしてみせます!!)
このときの私は、まだ知らなかった。
人を好きにさせるつもりが。
自分のほうが、どうしようもなく恋に落ちてしまうなんて。
### 𝑁𝑎 𝑠𝑖𝑑𝑒
作戦その一。距離を縮める。
翌日。
na「yan裙! 一緒にお昼食べませんか?」
yan「え、なんで?」
na「一緒に食べたいからです!」
yan「俺、jppたちと食うけど」
na「じゃあ私も!」
yan「別にいいけど」
……別にいいけど。
もっと嬉しそうにしてくれてもいいのに。
お昼休み。
私は、yan裙の隣の席を確保した。
jpp「えっ、na彡!? 珍しくない?」
tt「yan裙の隣とか、なんかあったん?笑」
na「ふふ、秘密ですっ!」
yan「席空いてたからじゃね?」
na「……」
この人、ほんっとうに!!
でも、ここで諦める私じゃない。
na「yan裙、卵焼き食べます?」
yan「いいの?」
na「はいっ! あーん!」
私は卵焼きをお箸でつまんで、yan裙の口元に差し出した。
周りが一瞬、静かになる。
jpp「お、おぉ……?」
tt「これは……!」
yan裙は卵焼きを見つめて――
yan「いや、箸貸して。自分で食えるし」
na「…………」
jpp「ぶはっww」
tt「yan裙、お前ほんまにww」
na「もーーーっ!!」
なんでこんなに手強いんですか!!
作戦その一、大失敗。
……だと思っていた。
けれど。
その日の放課後。
yan「na彡」
na「……はい?」
yan「さっきの卵焼き、うまかった」
na「……え?」
yan「ありがと。また食わせてよ」
そう言って、彼は笑った。
na「……っ!」
……な、なんですか。
その笑顔。
na「……もちろん、です!」
胸が、少しだけ跳ねた。
……気のせい、ですよね?
### 𝑌𝑎𝑛 𝑠𝑖𝑑𝑒
最近、のあさんがやたら絡んでくる。
朝は挨拶。
昼は弁当。
放課後は帰り道。
正直、何がしたいのかよく分からない。
jpp「なあ、yan裙」
yan「ん?」
jpp「お前さ、na彡のことどう思ってんの?」
yan「どうって?」
jpp「かわいいと思わないの?」
yan「……まあ、かわいいんじゃね?」
jpp「え、それだけ!?」
yan「それだけってなんだよ」
そりゃ、かわいいとは思う。
でも、みんなが騒ぐほど特別な存在だとは思っていなかった。
少なくとも、今までは。
jpp「お前、絶対そのうち後悔するぞ〜」
yan「何を?」
jpp「さあね〜?」
jppは意味深に笑った。
……なんなんだよ。
ただ、一つだけ。
あの人は、みんなの前ではいつも完璧に笑っているのに。
俺の前だと、やたらムキになる。
……それが、ちょっと面白かった。
### 𝑁𝑎 𝑠𝑖𝑑𝑒
作戦その二。ギャップを見せる。
ある日の放課後。
私は図書室でyan裙を見つけた。
珍しく真剣な顔で、数学の問題集を開いている。
na「yan裙、勉強ですか?」
yan「ん。明日の小テスト」
na「私、教えましょうか?」
yan「na彡数学得意なの?」
na「もちろんです!」
……実は、そこまで得意じゃないけど。
でも、ここで頼れるところを見せれば……!
na「この問題はですね、まずここを――」
yan「……それ、符号逆じゃね?」
na「え?」
yan「マイナスついてる」
na「……あ」
沈黙。
yan「……ぷっ」
na「わ、笑わないでください!!」
yan「いや、ごめんww」
yan裙は肩を震わせて笑っていた。
……あれ?
私、今までこの人がこんなふうに笑うところ、見たことあったっけ。
yan「na彡って、意外と抜けてるよね」
na「い、意外ってなんですか!」
yan「なんか、もっと完璧な人かと思ってた」
na「……完璧、ですか」
yan「うん。でも、今のほうが話しやすい」
na「……っ」
心臓が。
どくん、と跳ねた。
……なんで。
今、ドキドキしたんでしょう。
しばらくして、図書室の閉館時間になった。
外は、突然の大雨。
na「……うそ、傘忘れました」
yan「マジ?」
na「はい……」
yan「じゃ、一緒に入ってけば?」
na「……え?」
yan「俺、傘あるし」
……相合傘。
これは、チャンスなのでは!?
na「い、いいんですか!?」
yan「別にいいけど」
……また、それ。
でも。
傘の下に入ると、思っていたより距離が近かった。
肩が、触れそうで触れない。
na(……近い、です)
yan「……na彡」
na「は、はいっ!?」
yan「肩、濡れてる」
na「え?」
yan裙は、傘を私のほうに傾けた。
そのせいで、彼の右肩が雨に濡れる。
na「ちょ、yan裙! そっち濡れちゃいます!」
yan「俺は別にいいよ」
na「よくないです!」
私は、傘を真ん中に戻した。
すると。
yan「……ふはっ笑」
na「……なんですか?」
yan「いや、na彡って優しいなって」
na「……っ」
また。
また、です。
この人は。
なんで、こんな何気ない言葉で。
私の心を、かき乱すんでしょう。
### 𝑁𝑎 𝑠𝑖𝑑𝑒
それから、少しずつ何かが変わった。
na「yan裙、おはようございます!」
yan「おはよ。……あ、今日髪結んでるんだ」
na「……!」
yan「似合ってるじゃん」
na「っ、あ、ありがとうございます……!」
……おかしい。
前は、褒めてもらいたくて仕方なかったのに。
いざ褒められると、顔が熱くなる。
休み時間も。
yan「na彡、これ好きだったよね?」
na「え?」
渡されたのは、いちごミルク。
yan「自販機で見つけたから」
na「……覚えてたんですか?」
yan「前、飲んでたじゃん」
na「……ありがとうございます」
……おかしい。
最初は、yan裙を惚れさせるためだった。
なのに。
いつから私は、yan裙の言葉一つで、こんなに嬉しくなるようになったんでしょう。
### 𝑁𝑎 𝑠𝑖𝑑𝑒
そんなある日。
教室の前を通りかかると、yan裙が女の子と話していた。
女子「yan裙、今日の放課後って空いてる?」
yan「ん? まあ、空いてるけど」
女子「じゃあ、一緒に帰らない?」
yan「……あー、いいよ」
……え?
足が、止まった。
胸の奥が、ちくっと痛む。
……なんで。
私には、いつも「別にいいけど」って言うくせに。
あの子には、そんなにあっさり……。
na(……別に、いいじゃないですか)
私たち、付き合ってるわけじゃないし。
そもそも、最初はただ惚れさせたかっただけ。
……なのに。
気づけば、私は教室を離れていた。
### 𝑌𝑎𝑛 𝑠𝑖𝑑𝑒
放課後。
俺は、さっきの女子に頼まれていたプリントを職員室に届けていた。
女子「ありがと! 助かった!」
yan「全然いいよ」
女子「じゃあ、帰ろっか」
yan「あ、ごめん。俺、ちょっと寄るとこあるから」
女子「そっか! また明日ね!」
yan「おう」
……さて。
na彡、どこだろ。
いつもなら、もう話しかけてくる時間なのに。
教室を覗いても、いない。
廊下にも、いない。
yan「……あれ?」
なんか。
……変な感じ。
いつも当たり前にいた人が、いないだけで。
こんなに落ち着かないものなのか。
### 𝑁𝑎 𝑠𝑖𝑑𝑒
次の日。
私は、yan裙に話しかけなかった。
……いや。
話しかけられなかった。
na(……どうせ、私なんて)
そう思ってしまう自分が、嫌だった。
私は、誰からも好かれる自信があった。
でも。
たった一人。
本当に好きになった人には、好かれる自信がない。
……皮肉ですよね。
et「……na彡」
na「……はい?」
et「yan裙と、なんかあった?」
na「……なんでもないです」
et「……嘘」
na「……」
et彡は、私の隣に座った。
et「……好きなんでしょ?」
na「……っ」
その一言で、目の奥が熱くなった。
na「……分かんない、です」
et「……うん」
na「最初は、ただ……振り向かせたかっただけなのに」
na「いつの間にか、私のほうが……」
ぽろっ。
涙が、一粒落ちた。
na「……好きに、なっちゃったんです」
et彡は、何も言わずに背中をさすってくれた。
et「……na彡」
na「……はい」
et「それ、悪いことじゃないよ」
na「……っ」
et「最初がどうだったかなんて、関係ないじゃん」
et「今、本気で好きなら……ちゃんと伝えなよ」
……でも。
怖い。
もし、嫌われたら。
今までみたいに、笑って話せなくなったら。
そう思うと。
私は、何もできなかった。
### 𝑌𝑎𝑛 𝑠𝑖𝑑𝑒
最近、na彡が俺を避けている。
……気がする。
いや、絶対そうだ。
目が合っても、すぐそらされる。
話しかけても、どこかぎこちない。
yan「……なあ、jpp」
jpp「ん?」
yan「na彡、なんかあった?」
jpp「……え?」
yan「最近、全然話しかけてこないんだけど」
jpp「……ふーん?」
yan「なんだよ」
jpp「いやぁ……yan裙がそんなこと気にするなんてね〜笑」
yan「……うるせぇ」
jpp「……好きなんじゃないの?」
yan「……は?」
jpp「na彡のこと」
yan「……」
好き。
……俺が?
na彡を?
そんなわけ――
……いや。
違う。
いつからだろう。
朝、na彡が話しかけてくるのを待つようになったのは。
いちごミルクを見ると、あの人を思い出すようになったのは。
……笑ってくれないだけで、こんなに寂しくなるようになったのは。
yan(……あー、そっか)
俺。
“とっくに、好きになってたんだ。”
### 𝑁𝑎 𝑠𝑖𝑑𝑒
放課後。
私は、一人で帰ろうとしていた。
もう、yan裙を追いかけるのはやめよう。
そう決めたはずだった。
……なのに。
yan「……na彡!」
後ろから、聞き慣れた声。
振り返ると、yan裙が少し息を切らして立っていた。
na「……yan裙?」
yan「……やっと見つけた」
na「……え?」
yan「最近、なんで避けてんの?」
na「……っ」
……そんなの。
言えるわけ、ないじゃないですか。
na「……別に、避けてません」
yan「嘘」
na「……っ」
yan「俺、なんかした?」
na「……してない、です」
yan「じゃあ、なんで?」
……もう。
やめてください。
そんなふうに、優しく聞かないで。
na「……だって」
声が、震えた。
na「……yan裙、他の女の子と帰ってたじゃないですか」
yan「……え?」
na「……楽しそうに、話してたから」
yan「……あー」
彼は、少し驚いたように目を見開いた。
yan「あれ、プリント届けるの手伝っただけだよ」
na「……え?」
yan「一緒に帰ってねーし」
na「……っ」
……なんだ。
そう、だったんですか。
……でも。
na「……私、嫌だったんです」
yan「……」
na「yan裙が、他の女の子と仲良くしてるの」
……言っちゃった。
もう、隠せない。
na「……最初は、ただ……yan裙を惚れさせようと思ってたんです」
yan「……え?」
na「私に興味ないのが悔しくて……絶対、好きにさせてやるって」
私は、ぎゅっと制服の裾を握った。
na「でも……いつの間にか、私のほうが……」
言葉が詰まる。
涙が、こぼれそうになる。
na「……好きに、なっちゃったんです」
……沈黙。
怖くて、顔を上げられない。
すると。
yan「……そっか」
na「……っ」
yan「……じゃあ、俺の負けだな」
na「……え?」
顔を上げると。
yan裙は、少し照れたように笑っていた。
yan「……俺も、好きになっちゃったから」
na「……っ!」
yan「最初は、なんとも思ってなかった」
yan「でも、毎日話しかけてくれて、一緒に笑って……」
yan「気づいたら、na彡のことばっか考えてた」
na「……っ」
yan「……だからさ」
彼は、ゆっくりと手を差し出した。
yan「……俺と、付き合ってくれませんか?」
……。
……え?
na「……ほ、本当ですか?」
yan「こんな嘘つかねーよ笑」
na「……っ、ふふ」
気づけば、笑っていた。
嬉しくて。
恥ずかしくて。
どうしようもなく、幸せで。
na「……はいっ!」
私は、差し出された手を握った。
na「……大好きです、yan裙」
yan「……俺も。na彡」
夕焼けに染まる帰り道。
私たちは、初めて恋人として並んで歩いた。
### 𝑁𝑎 𝑠𝑖𝑑𝑒
翌朝。
na「yan裙っ! おはようございます!」
yan「おはよ」
na「今日も一緒にお昼食べましょうね!」
yan「はいはい笑」
na「……もう! また適当な返事!」
yan「だってさ」
彼は、私の耳元に顔を近づけた。
yan「……そんな頑張らなくても、もう好きだし」
na「〜〜〜っ!!///」
yan「顔真っ赤ww」
na「yan裙のばか!!」
教室に、私たちの笑い声が響く。
最初は、ただ振り向かせたかっただけ。
でも今は。
誰よりも、あなたの隣にいたい。
そして。
そんな私の隣には――
今日も、ちょっと意地悪で。
世界で一番大好きな人がいる。
『絶対、私に惚れさせます!』
……なんて。
言っていたのは、私だったのに。
結局、先に惚れたのは、私のほうでした。
𝑇𝐻𝐸 𝐸𝑁𝐷. 💗❤️
どうでしたか??リクエストなんですけど、結構うまくいったかも??
他にも書いてほしいのあったら、言ってね!!
何系がいいのか、とかどのカプが良いのかとか書いてくれると助かる!でも、読み切りになっちゃう。そこは理解してほしい!!
地雷はほとんどないので、なんでもOKです!
コメント
14件
まじでありがとう! 本当に神作 やっぱりてぇてぇ 最高!
え、神!!
yana見れるの羨ましすぎて涙