部屋に入れてもらった
Ryk「うわあ、酷い傷」
引かれちゃったかな…
恐る恐る涼ちゃんの顔を覗き込む
Ryk「今までよく耐えてきたね、辛かったでしょ?」
貴方は少し心配が混じった優しい顔をこちらに向けていた
両親が亡くなったときでさえ心配したり慰めてくれた人はいないのに
自分が引かれていないかと思ったのが馬鹿らしく感じる
そして少しでも疑ってしまったことが申し訳ない
Mtk「ッ…泣」
Ryk「えっ!?ごッごめんね!!」
「泣かせるつもりじゃなくて…」
Mtk「ちがうのッ!泣」
「こんなに優しくしてもらったのッ泣」
「何年ぶりだろうなって…泣」
Ryk「そっか、辛かったよね」
「大丈夫、もう僕たちがいるから」
そう言って涼ちゃんは優しく抱きしめてくれた
久しぶりに感じた、この温もり
コメント
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やはり天才なのでは?