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その日は仕事DAYだった。
俺たちはカチュアのダンジョンを攻略し終え、ダンジョン・レベッカに向かおうとしていた。
ダンジョン・レベッカはユニコーン系のモンスターが出るダンジョンである。
俺たちがレベッカに入ると、スモールユニコが4体現れた。
相変わらず、ゾードは自分の出る幕では無い、と、後方でスマホをいじっている。
仕方ないので、俺と風助とミアが出た。
俺たちも冥府ディアとの戦闘などで、だいぶレベルアップしており、スモールユニコは難なく倒せた。
その後も、たまーに、ゼンファとジョーカーが支援する程度で、俺、ふう、ミア、で地下5階まで来た。
順調かと思われたその時!
前方に転移術が発生して、4人のダイバーが現れた!
まずい!
華魔鬼凛だ…!
俺はマドンナソードを引き抜く。
ミアとジョーカーもマドンナを構えた。
ゾードは流石にスマホをしまい、華魔鬼凛に目を向けた。
こんな深部で出会ったら、LINEのセーフティネットも役には立たない。
「あん?
誰か居ると思ったら…
アンタがエイスケね…?」
リーダーらしき女が言う。
確か、リーダーの名前は佐久間由奈…
「なぜ、俺の名前を…?」
俺の背中を冷や汗が伝うが、顔には出さない。
「それはもちろん、僕と同じく選ばれし者だからですよ…」
黒のローブを被った男が言った。
こいつが、副リーダーの東雲春…!?
どう言う意味だ?
同じく、選ばれし者…?
「へぇ、ヴァンパイアのゾードまで従えているとはねぇ…」
佐久間が言う。
「今回は分が悪そうですね…
引きましょう、由奈…」
「そうね。
エイスケ、君と勝負するのは…
まだ早いだろう。
しかし、時がくれば…
避けては通れないわ…
その時を、楽しみにしているわ。」
そして、華魔鬼凛は転移術で消えて行った。
何だったんだ!?
それに…
佐久間はゾードの事を知っていた…!?
「おい、ゾード、どう言う事だよ!」
「うーん、まぁ、佐久間とは少し因縁がありましてね。
彼女は私と同じで、私の惑星から転移したのでしょう。
元、同郷という訳です。
だから、私のことを知っているのですよ。
それだけです。」
「佐久間がお前と同じ惑星からの転移者…!?
じゃあ、同じく選ばれし者ってどう言う意味だよ?
俺は確かに異世界ネットショップに選ばれた。
じゃ、東雲は!?」
「いずれ分かる事です。
今は言うべき事ではありませんね。」
ゾードは相変わらず秘密主義だ。
「お前なぁ!怒
秘密主義もいい加減にしろよ!?」
「ただ…
東雲は異世界ネットショップに匹敵する特殊な能力を持っていますね。
今はそれしか言えませんが。」
という訳で、その日のダンジョン探索は終わった。