何か…大事な事を忘れている気がする
忘れてはいけなかった気がする
何故だろう。
必ず心の奥底に出てきて、寂しい気持ちに取り憑かれる。
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「…朝、か」
この日から。“懐かしい”という気持ちに取り憑かれ、何か特別な感情を持ち始めたのは
それは20xx年の1/12_
別に、それほど大切な人がいた訳ではない。
特別大切なものがあった訳でもない。
______筈なのに
“きみ”をとても愛おしく思っていた気が、心の中にある。
朝、起きる時
家を出る時
会社に向かう時
ふと、優しい思い出が襲ってくる。
何故そこまでするのか
それは、この思い出は一体何なのか。
何故、これほどまで…
___知らない思い出に囚われているのか。
私は_
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「…っん、朝」
この日からだ。君を愛し、求め始めたのは
それは20xx年の11/28だった。
別に、それほど大切な人がいた訳ではない。
特別大切なものがあった訳でもない。
______筈なのに
“君”を求めてしまう…
何か、とても愛おしかった気が、心の中にある。
仕事をしている時
仕事から帰る時
夜、眠りにつく前
ふと、思い出の中に囚われているような寂しさに襲われる。
何故囚われているような気がするのか
自分が寂しさに襲われているのか、
何故、なぜ…
____掴んでも届かない、無力感に溺れるのか
俺は…
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(今日も…何かに溺れている、夢を見た気がする…
「ヤベッ、早くしねぇと遅刻しちまう!」
今は20xx年。
俺は1人の社会人として日々働いている。社会人としての仕事は大変だけどまぁ楽し行っちゃ楽しい
『あっ』
「奇遇だね?電車内で会うなんて」
「そだな」
「電車の利用時間同じなのかもね!」
この人は俺の同僚だ。結構フレンドリーな人で凄い話しやすい
それに…いや、
彼女はとても明るい人で、なんていうか…眩しかった。
「カゲチヨ君」
「ん?」
「カゲチヨ君ってさ、彼女とか…作らないの?」
正直、ドキッとした。
今まで彼女がいなかった…いや、居たか…?
まぁ、そんな訳だけど、作りたくなかった訳じゃない。
でも_______
「、俺は今はまだいいな、」
___俺が、思い出せるまで___
「…なんで?」
「いや、なんていうか今は作りたくないんだ。」
「…そっ、か」
「カゲチヨ君らしいね?」
「あ?それってどういう…」
「ん〜、何だろうね♪」
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〈ヒサメ〉
「カゲチヨ君ってさ、彼女とか…作らないの?」
さあ、どう返ってくるのだろう要らない?作りたい?
それとも___
「、俺は今はまだいいな、」
君がそう言った瞬間、私の中にある霧が…荒がすこし消えた。
なんでだろう…?凄く…安心したっていうか…
…嗚呼、思い出せないなぁ、
でも、凄く惹かれるなぁ…なんでだろうね。
__不思議
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彼女にあんな質問をされてから、なんだ…?
すごい、苦しい…気が…
「なぁ、ヒ…」
「うわぁ⁉︎」
「⁈」
「だ、大丈夫か?」(壁ドン状態)
「う、うん…//」
(なんか、こんな事が過去にあった気がする…思い出せないけど、
過去にこんな事があった気がするのは本当だ。
『危な!大丈夫か?』
『う、うん…大丈夫』
『これぜってー無理な人数乗ってきてるよなー』
『(〜、〜の顔がこんなに近くに…
(いつもはそんな事ないのになんか意識しちゃうよ』
!っ、なんか、過去にこんなことが…あった、ような…
私って過去にカゲチヨ君と会ってた、っけ?
「うぅ、」
「ヒサメ?」
「ご、ごめんカゲチヨ君…大丈夫」
今日は変だなぁ、
カゲチヨ君には迷惑かけちゃうし…
でも、カゲチヨ君はこの状況…どう思うのかなぁ チラッ
(↑を向く)
『!』
目…合った‼︎///カゲチヨ君…顔、真っ赤…
そりゃ、そうだよね、狭いもんね…
でも、なんだろう…私は、凄く…安心する
懐かしいなぁ
_『ヒサ』_
ぽすっ
カゲチヨ君に倒れ込むようにしてしまった…
迷惑だよね、?
でもやめられない。
嗚呼_好きだなぁ
なんだ、この記憶…、
…あ、ヒサメ、ヒサメは… チラッ
(↓を向く)
『!』
目、合っちまった…///
ヒサメ…顔赤かったな…
まあそうか、電車内、狭くて暑いよな
でも…なんでだろう、俺は凄く…懐かしい
安心するなぁ
_『カゲ』_
〈ぽすっ
ヒサメ?
どうしたんだ?急…に…
ギュッ
「⁉︎」
「ヒサメごめん、ちょっとの間だけ…」
「…うん。」
すごく…安心する…なんか懐かしいな…
嗚呼_好きだなぁ_
コメント
5件
尊すぎてしにそぉぉぉぉぉ!!!!!🥺🥺
尊尊尊_:(´ཀ`」 ∠):