コメント
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さや香です
楽屋
ni視点
俺はいつも通り、石井に今日の漫才のことを言った
石井は、憂鬱な顔で紙を見ている。
目は合わせてくれへんけど、聞いてくれるだけええかと思った
seti視点
新山は、ネタをいつも書いてくれている。
まぁあんまり話さんし、プライベートで喋ったこともあらへん。俺は目を合わせずに、ネタの紙を見ている
ni視点
「全部言うたで、じゃあ帰るな。」
seti「…」
何か言うてくれよ。
ガチャ
ドタドタドタ
足音が聞こえる。マネージャーか?
seti「バイバイ」
「お、おう。」
久しぶりにバイバイ言うてくれた。嬉しい。
seti視点
ni「全部言うたで、じゃあ帰るな。」
いつの間にか終わってたんや。
なんで言えんのかな。一言だけでも言いたい。
でも無視されたらどうしよ。あーもうしゃーないやるしかない
タッタッタッ
「バイバイ」
ni「お、おう」
言えた。でもなんか、新山困っとる顔しとる。やっぱ迷惑やったかな。
ni視点
「あ、あのさ、俺の家来うへん?」
俺何言うとんねん。石井が来るわけないのに。
seti「新山がええんやったら、ええけど」
よっしゃ、でも、家に入れたとしても何話せばいいんや?
seti視点
ni「あ、あのさ、俺の家来うへん?」
新山が誘ってくれた。ばり嬉しい。
「新山がええんやったら、ええけど」
新山の家