清日帝
嗚呼。国連から脱退してきたぞ。
ドイツ第三帝国様とも同盟を結べたし
区切りが良い。
今日こそ、清の阿片中毒を治してやる
コンコン
「おおーい!!中華!!居るか?」
「ども。まあ入って下さいよ。」
「掃除は?」
「出来るわけないでしょう?」
「そうか。」
「阿片…阿片」
あの戦争からは凄く時間が経ったのに、未だ、阿片を求め続けている。
此奴に、阿片を辞めろなんて言っても
通じないだろう。
阿片を吸っていないのだから。
「なあ清兄。貴殿は何処で間違えたんだ?」
「…」
当然、返事は返って来ない。
「辛いか?助けて欲しいか?」
「日帝さん(笑 )」
清兄は喋った。
一言だけ。
本当は私の事をさんずけで呼ばない。目の前に居る其奴が清兄では無いと、
分からせられる。
否、
清兄だ。
だが。阿片を求めた彼を私は、
本物では無いと自分自身に言い聞かせている。
そうしないと、私まで壊れてしまいそうだからな。
「今、助けてやるからな。」
清兄の頭に手を翳す。
私は産まれながらにしての魔法使いだ
記憶を消すことが出来る。
私は清兄から、阿片戦争の記憶を消した。
「清兄…大丈夫か?」
「……日帝?俺、何してたの?」
「寝てた。」
「そうか…」
まあ、强 間違えでは無いからな。
「それじゃ、私は帰るから、
またな清兄!!!!!」
これで、清兄と会うのは最後なのだ。
私も清兄と同じように、行動を起こさないと亜細亜は解放されない。
相打ち覚悟だ。
さよなら、清兄。
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