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King So Dirty
〇月✕日 So視点
So「なにこれ…」
拠点に帰るとき、WANTEDと俺ら6人の姿が書かれた指名手配表が貼られていた
咄嗟に手が動き気づけばそれらを剥がしていた
So「みんなに知らせないと、」
ー拠点ー Lp視点
Lp「札束めっちゃあるな、」
昨日盗って来たお金を数えてソファにもたれかかる
Mk「はぁ〜、疲れたぁ、」
Lp (ずっとパソコンいじってるしそりゃ疲れるよな、)
Mkは6人の中で唯一ハッキングができる天才ハッカー。
偽情報操作を駆使して情報を集めたりシステム機能を開発したりする。
Li 「次の獲物はどうやって打ってやろうかな〜」
Lp「あいつまた調子に乗ってるやん」
銃撃戦が得意な武闘派のLi。突破口を切り開く組織の特攻隊長。
Ml「はいRsの負けー!w」
Rs「くっそー!次は負けねぇぞ!w」
Lp「お前らまた遊んでんのか、」
この2人はいつも遊んでるけどそれは表での姿。
Mlは頭が切れて戦術・盤面操作が得意な組織の中で頭脳派
Rsは近接戦闘が得意な武闘派、制圧、威圧、支援もできるオールラウンダー。
So「ごめん、お待たせ」
我らがリーダーSoが帰ってきた
それも、少し暗い表情で
Li「今日の報酬はどれくらいと?」
So「それはここに入ってるけど、まずこれを見て欲しい」
Soが見せてきたのは俺らの姿とWANTEDと書かれた指名手配表。
Lp「これって、指名手配表…?」
Rs「これどこにあったの?」
So「帰ってくる途中に壁に貼ってあった、」
不穏な空気が6人を包む
正体がバレてはいけない。だからこその不安があった。
Ml「Mkがハッキングさえすれば貼った奴の正体わかるんじゃない?
貼られてた場所に監視カメラなかった?」
So「これなんだけど、」
Ml「Mkいける?」
Mk「うーん、なんとかやってみる、ちょっと待ってて」
Mkはすぐにパソコンを立ち上げハッキングを開始した
Mk「一応特定はできたけど…」
Li 「どうかしたん?」
Mk「カメラに映るか映らないか凄いギリギリで人が特定できない、」
Rs「監視カメラの場所を把握してるのか、それとも強い敵なのか、」
沈黙が続く。そんな中パソコンをいじっていたMkの表情が一変した。
Lp「Mkどうした?」
Mk「これ、今届いて、」
震える手でマウスを操作して内容を見せてくれた。
その内容は俺らが想像もしていないものだった。
Lp「これって、ッ…」
Rs「敵組織も警察も動き始めてるって感じか、」
ここまで来るとは思いもしなかった。
今までこんなことがなかった、なのにどうして今更?
So「俺らが潰さないと多くの人に俺らの存在が知られる
指名手配も貼られてるしこのままだと…」
Li 「っしゃ、じゃあ潰しに行こうぜ?」
Liの一言でみんな目を見開く。
Lp「簡単に言うなよ、今までは上手くいってたけど今回は違うんだぞ?」
Li 「だからこそやけん、今まで上手くいってたからこそ今回も成功させる」
その一言にみんなと目を合わせる。
So「挑戦になるかもだけど俺らならできる、やろう」
Soは意を決してみんなに伝えた。
Ml「まぁSoが言うならやってあげてもいいかな」
Rs「面白そうだし俺も賛成」
Li 「やっば、めっちゃ楽しみ」
Mk「ハッキングなら任せてね」
So「Lpはどう?」
正直不安もあった。けどSoとは相方で背中を預け合える。
俺の答えはみんなと同じだった。
Lp「俺も賛成、やるからには自分の責務を果たす」
So「よし、じゃあ場所特定はMkに任せて俺らは作戦会議しよう」
顔を見合せそれぞれ移動した。
〇月✕日ー???ー
So「ここか、」
Mkが特定した場所は川が近くにある倉庫ぽいところだった。
Li 「Mkシステムは解除しとーと?」
Mk「うん、もうしてあるからいつでも中に侵入できるよ」
足を揃え一斉に侵入する。
中は真っ暗で色んな破片が散らばっていた。
Lp「暗すぎやろ、」
Rs「ここって金品あるの?」
Ml「それぞれの階にあるみたいだよ」
Lp「え、それおかしくない?普通1箇所に置いてあるはずやん」
その一言を聞いてみんな足が止まる。その瞬間だった。
特隊「そこでなにをしている!」
後ろから声がしてライトを照らされた。
特殊部隊と言ったところだろうか、外ではサイレンが鳴り響き目の前には数人の特殊部隊がいる。
Li「まじかよ、もうこんなにいるんか、」
Rs「とりあえずここは俺に任せろ、早く先に行け」
Rsの一言でみんな一斉に散らばる
特隊「おい待て!!」
Rs「っと、ここは通さないよー?俺と少し遊びましょ?」
So視点
So「見つけた、ッ!」
金品を見つけケースに入れた、見つけたことの喜びと同時に
So (Rs大丈夫かな、)
不安な気持ちがあった。1人であの人数相手は不可能に近い。
So (ん、?Mkから、?)
Mkから一通のメッセージが届いた
“屋上だけ唯一警備員がいなくて通れるから屋上に集まろ!”
So「屋上か、」
そう呟き移動しようとした瞬間、足音が聞こえた。
So「ッ…!?こっちに向かってきてる、?」
反対側の出口に向かい身を隠すため走ったが
So (行き止まり、ッ!?)
足音がすぐそこに来ていた、俺はなにも考えず相手が来た瞬間蹴り飛ばした。
So「ここまで来てるってことはRsは…ッ」
嫌な予感が頭に過ぎる。あそこで俺が加担していれば…
Rs「So…ッ!」
So「Rs、ッ!?よかった、生きてた…ッ」
俺はRsに抱きつきそう呟いた。
Rs「何人か他のメンバーを追いかけたからもしかしたら、」
So「ッ…とりあえず屋上で集合するのを待とう、」
俺らはみんなの無事を祈り屋上まで足を運んだ。
Li視点
Li (ここやばいな、絶壁やん、)
辿り着いたのはかなりの高さがあり足の幅が狭く歩きづらいところだった。
Li (Mkからメッセージ、?屋上…か、ここを抜ければ階段やしすぐ行けるな)
余裕ぶっこいていたが左側からライトが照らされた。
Li 「ッ…!?うそ、やろ、ッ?」
特隊「大人しくそこを降りろ!」
もう逃げ道はなかった。もう終わりだと悟って諦めかけてたところに
Lp「Li…ッ!!」
Li 「…ッ!?お前、なんで、ッ…」
Lpが俺を抱えて階段まで連れてってくれた。
Li「すまん、ありがとう」
Lp「あぁ、とりあえず早く行くぞ」
俺らは特隊がすぐそこにいることを把握しすぐに階段を駆け上がった。
Mk視点
Mk「みんな大丈夫かな、」
Ml「あの4人なら大丈夫だよ、俺らは出口を探そう」
色々歩き回って数分が経つが外の各場所には警備員がいて出れそうにない。
Mk「ここも駄目か、」
Ml「ねぇ、屋上は?」
Mk「強いセキュリティで解除するのに時間かかるよ?」
Ml「だとしてもそこしかないから屋上に集まろう、俺も解除手伝う」
俺らは一旦部屋に留まり屋上のセキュリティを解除した。
Mk「よし、できた、ありがとうMl」
Ml「あとでアイス奢りね」
Mk「は、聞いてない」
何気ない会話をして俺はメッセージを送りメンバーの集合を待つ。
ー屋上ー So視点
So「Mk、Ml…ッ!!」
Mk「So、Rs!!」
2人に会えたことに安心をしたが
Rs「LiとLpはまだ来てない?」
Ml「うん、まだ来てない」
ビジネス不仲の2人が来てないことに不安があった。
Rs「So、大丈夫だから、」
So「うん、」
背中をさすってくれるRsだが俺はもうなにも考えれなかった。
もしあの2人が捕まっていたら…と思うと涙が出てきそうになる。
Lp「着いた、ッ!」
振り向くとLpとLiがいた。 俺は安心してLpに抱きつきに行った 。
Lp「うぉ、ッ…そんな心配やったか?w」
Li「俺のことも心配しろや」
Rs「So、抱きつくのはいいけどこっからどうする?」
後のことなんか気にしていなかった。その時、
特隊「ここにいたか、もう逃げ道はないぞ!!」
特殊部隊がそこまで来ていた、ここは屋上。もう逃げ道はなかった。
So「ッ…お前らここから飛び降りれるか?」
Lp「え、こっから、ッ!?」
So「時間はもうない、先に飛び降りろ」
Mk「Soはどーするのッ!?」
So「後で追いつく、早く行けッ!」
俺はみんなを先に逃がすため、自分を犠牲にした。
メンバーがフェンスをよじ登り落ちていく音がした。
So (ッ…この人数は流石に、ッ)
特隊「さぁ、大人しくするんだな」
So「誰が大人しくするかよ、ッ!!」
銃を構えそのまま特殊部隊に向かって銃を打った。
動きが止まったことを確認をして俺はフェンスに向かって走り、よじ登った。
特隊「おい、待て!!」
So「ッ…!」
俺はその言葉を聞かずに飛び降りた。
Lp視点
Lp「So、ッ…」
Rs「大丈夫、Soならきっと逃げ切れる」
俺らはリーダーに頼ってしまった。もしSoが死んだら…と脳裏に過ぎる。
Li「とりあえずこっちが逃げ道っぽいわ」
Ml「周りにいた警備員は潰しといたからもう安心だね」
Mk「ほんと2人とも乱雑すぎ、」
俺はもう逃げ道とか考えれなかった。相方であるSoが一向に来ない。
Lp「So、ッSo…ッ!」
上から銃の音がした瞬間人が落ちてきた
Lp「…ッ!?Soッ…!」
俺は両手を広げSoを受け止めた。
So「Lp…ッみんな、ッ…」
Lp「よかった、生きてた、ッ」
Rs「2人とも時間はない、逃げ道が塞がれる前に逃げるよ」
Rsの言葉を聞いて正気に戻り俺らは無我夢中に走った。
Rs視点
Soが落ちてきて俺らは必死に走った。
でも俺は後ろから誰か来ないか心配だったためずっと後ろにいた。
Rs (あれ、Soは、?)
俺の前にはSo以外のメンバーがいた。
どこに行ったんだ、と止まり後ろを振り返るとSoは止まっていた。
Rs「おーい、So、早く行くぞ」
そう呼びかけた瞬間、Soは銃を取り出しなにかを打ち出した。
Rs「So…ッ!?」
こんなSoの姿は見たことがなかった。
So「監視カメラあったから打っといた、早く行こう 」
Rs「あぁ、」
ー??ー So視点
俺とRsは遅れてメンバーと合流してちょっとした広場に着いた。
そこでもサイレンは鳴り響き、多くの特隊がいた。
特隊「いい加減にしろ!大人しく捕まれ!」
Li 「俺らが捕まるわけないやろw」
Ml「大人しくするつもりありませーん」
2人が煽った瞬間、特隊から銃が放たれた。
Rs「そんなんで俺らのこと殺せないよー?w」
Lp「まぁ俺らは殺されることないけどな」
Mk「よし、サイレンの音消せたよ」
完全にこっちの勝ちだと確信した。
So「これでわかったでしょ?お前らは俺らを捕まえることなんて不可能
俺らのこと舐めてもらっちゃ困るんだよね」
特隊にそう言い、俺らはそれぞれカラーの煙が出る缶を取り出しその場から姿を消した。
“次もまた金品を盗みに行く”と書いた紙を残して__