コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
お久しぶりです.
第12話スタート
「…ん」
目を覚ますと、もう朝になっていた
??「あ、起きました〜?」
「っ…!」
??「そんな警戒しないでくださいよ〜」
「その声…伏見さん、?」
鉄格子の間から垣間見える光に照らされたその人は
伏見さんと似たような雰囲気に見える
「もしかして、伏見さん…また攫われたんですか!?」
私がそう言うと伏見さんは少し笑った
伏見「そうだったらよかったんすけどねぇ…」
私はその言葉の意味がよくわからなかった
伏見「わからないっすか?」
「わからないって…何がですか」
伏見「警戒してるっすね〜w まぁ、警戒だけじゃ意味は無さそうっすけど」
そう言い伏見さんはナイフを持って、くるくるとおもちゃのようにして遊んでいる
「そのナイフ…私が拾ったものじゃ…」
私はそこまで言って気がついた
なぜ伏見さんはここにいるのか
なぜナイフを持っているのか
答えは簡単
伏見ガクが、すべての主犯だからだ
答えを知ってしまえば頭に浮かぶのは一つ
逃げなければ。