テラーノベル
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注意
政治的意図はありません、史実とは関係ありません、実際の国々とは関係ありません
エンドをどちらも書く話のやつです、ハピエンを先に書きます
桜は、記憶を無くしています。仲が良かった国等も桜の記憶は消されています
私は、天界にいる人に1日だけ命を貸せるものだ
でも、それは天界にいる人と地上の人がお互いに会いたいと思った時だけ
だから、結構マッチング率が少なく、能力を使わない日のほうが多い
さて今日は、どんな人に貸すのだろう
それと、私は桜と呼ばれてる
モブ母「子供に会いたい・・・」
桜「少し待ってて」
桜「見つけた、お母さんに会いたい?」
モブ子「会えるの?ほんとに?嘘じゃない?」
桜「うん」
モブ子「会いたい!会って、伝えたいことがあるの」
桜「わかった、タイムリミットは1日だから」
モブ母/モブ子「わかった」
そういって、私はその母親に命を貸した
モブ子「本当に、お母さん?」
モブ母「お母さんだよ、あのとき1人にしてごめんね」
モブ子「ううんっ!お母さんは悪くないの!私が、私がっ!もっと早く気づいてたらっー」
モブ母「それは、違うよ。お母さんが心配をかけたくなくて、黙ってたの、ごめんね」
モブ子「お母さんっ!」
そして、その母子はたくさん話していた。楽しそうだった
けれど、時間は無情にも過ぎていく
もうすぐ、時計の針が0時を指す
モブ子「お母さん、今まで育ててくれてありがとう」
モブ母「こっちこそ、産まれてきてくれてありがとう」
すっと消えゆく母親を彼女は涙を流しながら見送った
こんな風に私は命を貸している、ちなみに地上にもいけるし、触れただけで誰かに会いたいかわかる
あれから数日後、地上を歩いていたら私は車に引かれそうになった
ドイツ「大丈夫か!?無事でよかった」
私はこの男性に触れて気づいた
桜「亡くなった誰かに会いたいの?助けてくれて、ありがとう」
彼は一瞬、目を大きく見開いた。だけど、すぐに目を伏せて
ドイツ「・・亡くなった誰かなんていない」
嘘をついた
桜「どうして嘘をつくの?貴方の中、悲しさと後悔で溢れてる」
ドイツ「何者だ?」
警戒されてしまった、だから話す、この人の悲しさを少しでも減らすために
桜「私は桜。天界にいる人に命を貸すことができるものだよ」
ドイツ「は???え???」
理解が出来てないみたい、この反応には慣れたけど
1から説明する
ドイツ「なるほどな・・・」
でも、まだ納得してない様子だった
桜「実際に会ってみる?あなたの中にいる人と」
ドイツ「・・俺は会わない」
桜「どうして?」
ドイツ「そのは散々、暴れるだけ暴れて消えてしまった。たくさんの人を迫害して、たくさんの人の命を犠牲にした。だから、俺はそのが大嫌いだ」
桜「・・・」
ドイツ「でも・・・、どうしても完全には恨みきれないし、憎めない」
桜「大嫌いじゃないの?」
ドイツ「大嫌いだよ、でも、俺達にとっては優しくて暖かな人だったんだ」
ドイツ「その人との少ないけど、幸せな記憶があるんだ・・・それに、その人の死に目に会えなかった・・・最後に一言だけ言えたら良かったのかもな・・・」
彼の心の中に会いたいという気持ちが生まれたのを感じた
桜「・・・ちょっと、待ってて」
ドイツ「え?」
私は天界に戻った、そして、彼の言う人を探した
桜「ねえ!」
ナチ「私か?」
桜「うん、彼に会いたい?」
私は、さっきのことを伝えた
ナチ「私は、その子に会う資格がないんだ。聞いてるだろ?私はあの子達に散々迷惑をかけてしまった・・・」
桜「でもね、彼、このままだと悲しみに飲み込まれちゃうよ?」
ナチ「それはダメだ!あの子には笑って楽しいことをたくさんしてほしい」
ナチ「わかった、会いに行く」
桜「いいよ」
そして、私は再び地上に降りた
桜「戻ってきたよ」
ドイツ「おかえり」
桜「タイムリミットは1日だからね」
ドイツ「どういうこ・・・かあ、、さん?」
ナチ「久しぶり・・だなドイツ」
ドイツ「久しぶり・・・」
あんまり会話が続かないみたい、今回は私が強行しちゃったのもあるけど
ナチ「・・あのときは、すまなかった。お前達に散々迷惑をかけてしまって・・・」
ドイツ「っ!俺達がどれだけっ!努力したと思う!突然、引き剥がされて!悲しむ暇もなく、国のことを任されて!」
ドイツ「なのに!それでも⋯あんたのこと、恨みきれなかった・・・」
ナチ「ドイツ・・」
ドイツ「なんで、俺達を置いていったんだよ・・・グスッ」
ナチ「・・・ギュッ」
ドイツ「なんだよ、ヒグッ」
ナチ「ごめんな⋯⋯こっちの勝手な理由で⋯」
ドイツ「ほんとうだ・・・」
2人とも泣いてる
でも、どこかスッキリした顔つきだった
きっと心のわだかまりが無くなったんだと思う
まだ話したそう。だけど、もうすぐ時計が0時を指してしまう
ドイツ「国としてのあんたは大嫌いだ」
ナチ「・・・」
ドイツ「でも、親としての母さんは大好きだ。俺達の母さんでいてくれてありがとう」
ナチ「っー、私もお前たちが大好きだ。私の子どもたちでありがとう」
時計が0時を指した
ナチ「じゃあな、体調には気をつけろよ」
ドイツ「そっちこそ、またな・・・」
消えていく彼女を彼は笑顔で見送った
彼は、もう悲しみと後悔で埋まっていない
彼女も、後悔だけじゃなくなっている
コメント
3件
神ッッッッッ!!!!!
ああ、読ませてもらいました。「命を貸す」という設定がすごくユニークで、桜の立ち位置に惹かれました。特に母子の再会シーンで「お母さんは悪くないの」という台詞が胸に刺さりました。あとドイツとナチの関係も、単なる憎しみじゃない複雑さが伝わってきて、後悔と悲しみが解けていく過程が丁寧に描かれていたと思います。良い話でした。
#かんひゅ
かきごおり。
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マリン🫧🌊
#現国