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こんばんわこんな時間にゴメンなさい😭



久しぶりの小説楽しんでください😭













注意



・青白(?)

・白青(?)

・R-12

・青(生徒) 白(教師)





リクエストありがとうございました( ; ; )🎀









白side






ま「なぁ、今日放課後音Bに来てな」













職員室でペットボトルのお茶を1口飲んでは溜息、飲んでは溜息を繰り返す中、目の前には忙しそうにパソコンを打ち込んでいる先生方が居た。

今日の昼休みに日直の子の学級日誌を受け取りに行っている最中、5、6人の群れに紛れてコソッと耳打ちをしてきた彼は学校ではあまり目立つ方の子ではなかった。

成績は良く、運動神経もそこそこ良い。

顔も悪くないとなれば今の時期モテないはずがないだろうが、そんな彼に皆一線を引いているのは噂のせいなのだろうか。



“男の子が好きなんだって”



人の噂も七十五日と言うが、実際そんな甘くない。

噂に尾ヒレがついて嫌悪感を抱く者や面白がって揶揄う者。

そんな中で、糸が切れたようにある日泣きすがってきたのだった。



『助けて欲しい』



至極単純でいて分かりやすく、そして端的な言葉。

けれど、口に発するのは少しの躊躇いと勇気がいる。

それでも、そんな躊躇いすら無くすほど苦しかったのだろう。

ぼたぼたと涙を零して眉根をグッと寄せた顔に押さえ付けているような嗚咽。

そんな彼の背中をさすっている時、不意にあげた顔と俺の目がパチリとぶつかり合う。

その時、トスッとまるで元からそこにハマるようになっていたのではないかと言うぐらい簡単に、矢を射止められていた。

大粒の涙を零しながら崩れ落ちる様をただただ眺めながら、不覚にも可愛い、と思ってしまうなんて。

教師として、とか人間として、とかそんなものどうでも良くなるぐらい吸い込まれそうだった。

この行動が間違っているのかいないのか分かることは無かったけれど。

ガチンと勢いよくぶつかった彼の歯と俺の歯。

キス、だなんて柔らかく優しいものではなくて、触れたというのも惜しいぐらいの理不尽いてとても勝手な接吻を交わした。

ファーストキスが鉄の味だなんて一体誰が想像しただろうか。

ポタリとスーツの襟に赤いシミを作れば眉根を八の字に曲げてとろんと蕩けた彼がいる。

…嫌がられるかと思った。

自分からしておいてそんな感情が頭の片隅に渦巻く。


ま『ぁ、んふ……っ』

し『……ごめんな』


そう、言うしか無かった。

無意識下にやった行動なのだ。

謝ることしか出来ない。

しかし、そんな俺とは裏腹に何故だか笑って見せた彼に動揺が止まらなかった。


ま『……うれしい。嬉しいんです』

ま『こんな俺でも、先生には綺麗に見えたんやろ?』

し『え?』


綺麗なものを見たりすると触れたくなる、唇を寄せたくなる、それが猫宮威風の考えだった。

その綺麗というものの基準が男性だったと言うだけで、何らおかしな事は無い。


し『そ、か。僕も同じなんよ』


じゃあ俺たち同じだね、なんて笑う彼がとても綺麗でいて繊細で。

俺を見つめた星空のような瞳は瞬きを1つ挟んで三日月形に揺れた。










ま「ん、まさか本当に来てくれるとは……」

し「来ないわけないやろ笑」


ガラッと片手にペットボトルを持って現れた彼は心底驚いたような顔をしていた。

こちらだってからかいだったらと何度もヒヤヒヤしたが。

そのヒヤヒヤした時間で何度も再生させたイメトレをそのまま口に出す。


し「んで、呼び出した理由ってなんなん?」

ま「……、」


急に行き詰まった様子で俯く。

重めの前髪が目を隠して表情は見えない。

…言えないことなのか。

躊躇う何かがあるのだとしたら、それはこの前の行為か、噂の話だろう。

圧倒的前者の気がするが、この間まで彼は嬉しそうに笑っていたのだ。

なら、もしかして。


し「僕の事、好きなん?」

ま「ぁ、っ……え、えとその。」


こういう時の予感ほど当たるものは無い。

先程まで噛み締めていた唇を緩めて、茹で蛸みたいに耳まで赤くした彼は微かに頷く。

拳を握りしめた時にベコっとなったペットボトルの音。

2回の窓ガラス越しには野球部の掛け声と吹奏楽部のトランペットの音が奏でられていたが、そんな音をも消し去るような心臓の鼓動。

相手は生徒なんだ。辞めろ。

そう思うのに鼓動が収まらない。


ま「っ、先生!」


そんな俺の心情なんて露知らず。

突進するかのように勢いよく抱きつかれた拍子に後ろへと重心が下がり尻もちを着くように倒れる。

ゴチンと床に頭をぶつければ端正な顔が視界いっぱいに広がった。

相変わらずの長いまつ毛に驚いたように見開かれた猫目。

薄い唇にシュッとした顎はどこか儚げな雰囲気を漂わせていて綺麗だった。

彼の長い前髪が頬を滑ってくすぐったくて思わず笑ってしまえばそれに合わせてくふくふ笑ってくれる。


ま「俺、先生のこと好きになっちゃった」

し「そうか、」

ま「先生は?」

し「どーかなあ笑」


はぐらかすように目線を逸らせばグイッと頬を掴まれる。

ムスッとしたように目を吊り上げたかと思えばまた笑い出す。

感情豊かな可愛い子に好かれてしまったものだ。


し「威風くん今何歳なん?」

ま「今年で17」

し「なら、」


細く骨ばった左手の薬指をガリッと噛む。

白い手によく映える真っ赤な血はあの時とおなじ鉄の味がした。

そんな彼の暖かい手を頬に滑らせて一言


「18歳なったら、僕が迎えいってあげるから待っててな」


綺麗な手に似合わない血の指輪は指先を通って僕のスーツの襟へと垂れる。

それをペロッと舌で掬ってそのまま近くにあった彼の柔らかい唇へと血液を運ぶ。

2回目のキスもまたあの時と同じように鉄の味がした。












『放課後空き教室で』 END






𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡1000








はあああいお久でーす🤩🤩🤩




相変わらず展開ジェットコースターごめんなさい😭😭

2ヶ月小説書いてなくて、さすがに書くかと思ってリクエストボックス漁ってたら出てきたんすよねこのペアが🥹

時を経てこんな形になりました🥹♡♡

まじすっぽかしてるの多すぎてほんとにやばみザワあけみなんですけどこんな短編で良ければたくさん生産します🥹(墓穴)


あの浮上してないだけで毎日ふるさとかの如くブックオフとか中古店徘徊してますんでもし中古品店でカゴ漁ってる女の化け物いたらあたしです🥹

なので心配なさらず( ; ; )




はい!!

急にこんな時間にあげちゃって申し訳ないです!!

またサムネは追追描きますのでお待ちください!!!

誰か描いてくれてもいいんだよ🥹🥹

てか描いてくれ😭😭

コンテストしようかな…🤔💭


はい、とにかく!!!

私はこの後とどばく見て寝ます!!!

良い夢を!!!!





ばいばい🤩







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